研究課題
非侵襲的な人工神経接続を実現する装置を開発した。筋電図を記録し、その信号を人工神経接続装置にて、磁気刺激に変換する装置を作成し、それを健常人と脊髄損傷患者でその効果を検証した。その結果、非侵襲的な人工神経接続を用いて、上肢筋肉と腰髄にある脊髄歩行中枢間の人工神経接続により、5名の脊髄損傷患者にて、随意歩行を誘発することに成功した。
2: おおむね順調に進展している
非侵襲的な人工神経接続を実現する装置を開発し、それを実際の脊髄損傷患者の随意歩行機能再建に対する有効性を実証した。
今回開発した、非侵襲的な人工神経接続装置を用いて、繰り返しリハビリをすることによって、脊髄損傷患者の随意歩行を回復させることを目指す。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (6件) 学会発表 (20件) (うち国際学会 5件、 招待講演 7件)
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