研究課題/領域番号 |
15H01843
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡村 均 京都大学, 薬学研究科, 教授 (60158813)
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連携研究者 |
山口 賀章 京都大学, 薬学研究科, 助教 (30467427)
フスタ ジャンミッシェル 京都大学, 薬学研究科, 特定講師 (50711818)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 概日リズム / 時計遺伝子 / シグナル伝達 / 視交叉上核 / Gタンパク質 / 細胞周期 / 時差 / 昼寝 |
研究成果の概要 |
ショウジョウバエの時計遺伝子の転写翻訳フィードバックループの解明は、2017年ノーベル医学生理学賞に輝いた。我々は、1997年に哺乳類時計遺伝子Perのクローニングに成功し、さらに、哺乳類では時計遺伝子だけではリズム形成は不十分で、時計中枢SCNの時計細胞同士の神経伝達が必須である事を明らかにした。今回、SCNのGPR176―cAMP系がリズム発現の鍵物質であること、時差の数理モデル、PERの活性を制御するCk1dの選択的スプライシングによって生成するCK1D2が概日周期を司る事、哺乳類カルシトニン受容体が昼寝時の体温調節に関与する事、Per遺伝子が細胞の多倍体化に関与することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
基盤・社会脳科学
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