新たなガバナンス論構築のためのアジア研究とアジア型国際関係論による共同研究

2016 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 15H01855
• 研究機関: 龍谷大学
• 研究代表者: 清水 耕介 龍谷大学, 国際学部, 教授 (70310703)
• 研究分担者: 本名 純 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (10330010) ; 李 修京 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10336927) ; 山根 健至 福岡女子大学, 国際文理学部, 講師 (10522188) ; 松島 泰勝 龍谷大学, 経済学部, 教授 (20349335) ; 中根 智子 龍谷大学, 国際学部, 講師 (20509351) ; 石坂 晋哉 愛媛大学, 法文学部, 准教授 (20525068) ; 猪口 孝 新潟県立大学, その他, その他 (30053698) ; 脇村 孝平 大阪市立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (30230931) ; 田辺 明生 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30262215) ; 青木 恵理子 龍谷大学, 社会学部, 教授 (40180244) ; 佐藤 史郎 大阪国際大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (40454532) ; SHANI Giorgiandr 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (40569993) ; 池田 丈佑 富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (50516771) ; 陳 慶昌 龍谷大学, 国際学部, 准教授 (50569788) ; 加藤 剛 東洋大学, 大学共同利用機関等の部局等, 客員研究員 (60127066) ; 濱下 武志 龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (90126368)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 非西洋型国際関係理論 / 地域研究 / ガバナンス / 存在論 / 主体性 / グローバル・ヒストリー

研究実績の概要

平成28年度は3回の研究会とアフラシア研究センターとの共催で国際シンポジウムを開催した。研究会では29年度に予定している英語での論文集の出版に向けた編集会議の形をとった。その中で猪口孝教授及び脇村孝平教授の発表を行った。その中で猪口教授はアジアにおける市民社会から見た国際関係について、脇村教授はグローバルヒストリーの観点からの南北関係について発表を行った。またシンポジウムにおいては台湾国立大学の石教授を基調講演者として迎え、世界中から11人の研究者を招聘して行った。シンポジウムでは 'Subjectivity in International Relations' をテーマに基調講演と二つのパネルディスカッションを行った。その中で、国際関係における主体性の重要性と現代理論の中での問題性を確認した。このシンポジウムの成果は、昨年度のシンポジウムに提出された論文とともに本年度イギリスのルートリッジ社から発行する編集本の一部として発表される。
またワーキングペーパーとしてWilliam S. Bradley教授の 'Empire Melancholia'がPDFの形でホームページ上に発表された。さらに研究発表については国際学会でのプロジェクトメンバーによる発表があげられる。特に国際関係に関する学会においては多くの発表を行い、世界的な認知を受けるようになった。それに伴って招聘による学会の参加数が大きく増えたことも特筆に値するであろう。
今後はこれまでの研究実績を進展させていく予定であり、最終年度については特に叢書の発表を中心に研究プロジェクトを進めていく。

現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

上記の研究会及びシンポジウムを通して、昨年度明らかとなった存在論的なアプローチについての研究が進んでいる。その中で主体性、言語、時間等の概念が重要な役割を果たすことが理解されるに至った。こうしたアプローチと同期してきたのがいわゆるグローバル・ヒストリーのアプローチであり、ここでは脇村教授の研究が特に重要となってきた。またこうした歴史的なアプローチという意味においては、濱下武志教授の研究も大きな指針となってきた。
本研究の発表として、すでに英国のルートリッジ社から出版の打診を受けており、今後は編集本の形で発刊する予定である。これに関しては、数本のシリーズとしての出版が予定されており、その意味では進捗状況は順調であるといえるであろう。

今後の研究の推進方策

今後の研究においては、上記の出版計画を実現すること、さらに学会発表を進めていくこと、国際学術誌での論文の公開などが考えられる。これらの中で中心になるのは海外での学術図書の出版であり、できるだけ早い時期に出版社と契約を結ぶとともに分担執筆の原稿の取りまとめと編集を行う事としている。そのために、本年度も3回の研究会と国際シンポジウムを予定しており、第一回は6月10日に龍谷大学で行うことがすでに決定している。3回の研究会では主として編集作業を行うとともに、叢書第二巻に向けた編集企画会議を行う予定である。
国際学会の発表については、すでに数人のメンバーが海外からの招聘を受けるなど、好調なスタートを切っている。今後はこのような機会をできるだけ多く作ることによって、海外に向けた研究発表を行いたい。またこうした学会に向けて執筆された論文については学術誌への投稿とともに、叢書への収録を行う予定である。

備考

アフラシア多文化社会研究センター
http://afrasia.ryukoku.ac.jp/

研究成果

• [雑誌論文] REFLECTION, THE PUBLIC, AND THE MODERN MACHINE: AN INVESTIGATION OF THE FUKUSHIMA DISASTER IN RELATION TO THE CONCEPTS OF TRUTH AND MORALITY (2017)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 雑誌名: Japanese Journal of Political Science 巻: 印刷中 ページ: 印刷中
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Toward the Coexistence of Different Identity (2017)
  • 著者名/発表者名: Shinya Ishizaka
  • 雑誌名: Social Transformation and Cultural Change in South Asia: From the Perspectives of the Socio-Economic Periphery, Tokyo 巻: - ページ: 89-91
• [雑誌論文] インド北部山岳二州の政治と社会 (2017)
  • 著者名/発表者名: 石坂晋哉
  • 雑誌名: グローバル化のなかのインド「州」政治 巻: - ページ: 1-8
• [雑誌論文] An Evidence-Based Typology of Asian Societies: What Do Asian Societies Look Like from the Bottom Up instead of Top Down? (2017)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi
  • 雑誌名: Japanese Journal of Political Science 巻: 18 ページ: 216-234
• [雑誌論文] Islamicate Transculturation and Local Societies: Comparative Perspective on Thirteenth-Sixteenth Century South Asia and Southeast Asia (2017)
  • 著者名/発表者名: Akio Tanabe
  • 雑誌名: State Formation and Social Integration in Pre-modern South and Southeast Asia. edited by N. Karashima and M. Hirosue, The Toyo Bunko. 巻: - ページ: 337-343
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] Vernacular democracy and politics of relationships: A subalternate perspective on contemporary India. (2017)
  • 著者名/発表者名: Akio Tanabe
  • 雑誌名: Rethinking Religion, Ethics, and Political Economy in India and Sri Lanka: Critical Perspectives from Japan. Center for the Study of Contemporary India (RINDAS) 巻: - ページ: 39-51
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] 日印交流の未来――言語文化の多様性と普遍性 (2017)
  • 著者名/発表者名: 田辺明生
  • 雑誌名: 文学・語学 巻: 218 ページ: 45-55
• [雑誌論文] 生せいの芸術：知的障がい者による創作についての一試論 (2017)
  • 著者名/発表者名: 青木恵理子
  • 雑誌名: 龍谷大学社会学部学会紀要 巻: 50 ページ: 1-17
• [雑誌論文] アジアにおける「イスラム国」の浸透 (2016)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 雑誌名: 外交 巻: 38 ページ: 129-135
• [雑誌論文] 日本の多文化共生社会化への先駆け・在日女性たちの戦後の生き様（中） ： '鄭秉春'の'在日オモニ'としての人生（Korean Women Residents in Japan as Pioneers of Japan's Post-war Multicultural Society : Chung Byongchoon's Life as the Mother of Zainichi）」 (2016)
  • 著者名/発表者名: 李修京
  • 雑誌名: 東京学芸大学紀要,文社会科学系 I 巻: 67 ページ: 13-62
• [雑誌論文] Shinzo Abe's Leadership and the Legacy of Japan's Defeat (2016)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi
  • 雑誌名: Georgetown Journal of Asian Affairs 巻: 2 ページ: 21-30
• [雑誌論文] Asian Journal of Comparative Politics (2016)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi
  • 雑誌名: Introduction to the First Issue 巻: 1 ページ: 3-5
• [雑誌論文] The Emergence of Comparative Politics in Ja pan (2016)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi
  • 雑誌名: Asian Journal of Comparative Politics 巻: 1 ページ: 77-87
• [雑誌論文] Toward Modelling a Global Social Conflict: Jean-Jacques Rousseau and John Locke (2016)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi and Lien Thi Quynh Le
  • 雑誌名: Japanese Journal of Political Science 巻: 17 ページ: 489-522
• [雑誌論文] 世界議会なしの世界立法のモデル化・・Global IR の先端をいく日本のイノベーション (2016)
  • 著者名/発表者名: 猪口孝
  • 雑誌名: 立命館国際関係研究 巻: 29 ページ: 489-522
• [雑誌論文] 多様性の公共的表現としての多元的デモクラシー―ポピュラー・ポリティクスについて日本がインドから学べること (2016)
  • 著者名/発表者名: 田辺明生
  • 雑誌名: アリーナ 巻: 19 ページ: 150-159
• [雑誌論文] インドネシア人看護師・介護福祉士（候補者）さんの経験の語りと「声」（前篇） (2016)
  • 著者名/発表者名: 青木恵理子
  • 雑誌名: 龍谷大学社会学部学会紀要 巻: 48 ページ: 65-73
• [雑誌論文] 語りえぬものの形：『日本のアールブリュット』が生まれる現場から (2016)
  • 著者名/発表者名: 青木恵理子
  • 雑誌名: 2015年度龍谷大学社会学部共生社会センター助成研究プロジェクト『アールブリュットの力』（松本拓との共同研究）報告書 巻: - ページ: -
• [雑誌論文] Humanosphere Potentiality Index Appraising Existing Indicators from a Long-term Perspective (2016)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Sato, Mario López, Taizo Wada, Shiro Sato, Makoto Nishi, and Kazuo Watanabe
  • 雑誌名: International Journal of Social Quality 巻: 6 ページ: 32-66
• [雑誌論文] International Relations of Post-hybridity (2016)
  • 著者名/発表者名: Chih-Yu Shih and Josuke Ikeda
  • 雑誌名: Globalizations 巻: 13 ページ: 454-468
  • 査読あり
• [雑誌論文] 海関洋員回顧録和第二代海関史研究 (2016)
  • 著者名/発表者名: 濱下武志
  • 雑誌名: 国家航海 巻: 16 ページ: 200-210
  • 査読あり
• [学会発表] Dialectical Healing and Modernity (2017)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 学会等名: Political Healing Project
  • 発表場所: New School
  • 年月日: 2017-03-31 – 2017-03-31
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Reconceptualizing Hegemony in the Confucian World Order. (2017)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 学会等名: World International Studies Committee Research Exploratory Workshop “Conceptual and Terminological Contribution to Post-Western International Relations Theory,
  • 発表場所: New School
  • 年月日: 2017-03-31 – 2017-03-31
• [学会発表] Between West and East: The Kyoto School Philosophy and Asian Geopolitics (2017)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 学会等名: ISA 58th Annual Convention
  • 発表場所: Hilton Baltimore
  • 年月日: 2017-02-24 – 2017-02-24
  • 国際学会
• [学会発表] Beyond West and the Rest: Intelectual Tradition of Japanese Philosophy (2017)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 学会等名: The Second Afrasian International Symposium
  • 発表場所: Ryukoku University
  • 年月日: 2017-02-11 – 2017-02-11
• [学会発表] Why is the Pursuit of Asian IR Inseparable from the Independence of Ryukyu?On the Necessity of Liberating Ryukyu from the Japan-US Security Alliance. (2017)
  • 著者名/発表者名: Yasukatsu Matsushima
  • 学会等名: The Second Afrasian International Symposium
  • 発表場所: Ryukoku University
  • 年月日: 2017-02-11 – 2017-02-11
• [学会発表] From the Margins of Nation-State to the Forefront of a Pacific Century? Ryukyu-Taiwan Relations Revisited. (2017)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 学会等名: 2nd Afrasian International Symposium
  • 発表場所: Ryukoku University
  • 年月日: 2017-02-11 – 2017-02-11
• [学会発表] 3年目に入ったジョコウィ政権の政治&展望と課題 (2016)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 学会等名: 日本インドネシア協会講演会
  • 発表場所: 三井住友銀行呉服橋クラブ
  • 年月日: 2016-12-20 – 2016-12-20
• [学会発表] Advanced Studies in Human Security (2016)
  • 著者名/発表者名: Shani Girogiandrea
  • 学会等名: Jamia Millia Islamia University, GIAN course (at request of Government of India)
  • 発表場所: Jamia Millia Islamia University
  • 年月日: 2016-12-12 – 2016-12-17
  • 招待講演
• [学会発表] Seminar Series on Non-Traditional Security Threats: Issues and Countermeasures (2016)
  • 著者名/発表者名: Jun Honna
  • 学会等名: Seminar Series on Non-Traditional Security Threats: Issues and Countermeasures
  • 発表場所: Ritsumeikan Institute of International Relations and Area Studies
  • 年月日: 2016-12-08 – 2016-12-08
• [学会発表] 台湾独立運動と琉球独立運動とはどう違うか (2016)
  • 著者名/発表者名: 松島 泰勝
  • 学会等名: 琉球民族独立総合研究学会第7回大会
  • 発表場所: 沖縄国際大学
  • 年月日: 2016-12-04 – 2016-12-04
• [学会発表] 日本国憲法改悪が琉球独立運動に与える影響 (2016)
  • 著者名/発表者名: 松島 泰勝
  • 学会等名: 琉球民族独立総合研究学会オープンシンポ
  • 発表場所: 沖縄国際大学
  • 年月日: 2016-12-03 – 2016-12-03
• [学会発表] インドネシア・ジョコウィ政権下の政治～評価と課題 (2016)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 学会等名: JAC-NNA20周年セミナー
  • 発表場所: World Trade Center, Jakarta
  • 年月日: 2016-12-01 – 2016-12-01
  • 国際学会
• [学会発表] The Nation as Political Theology: Colonialism, Religion, and Nationalism in South Asia (2016)
  • 著者名/発表者名: Shani Girogiandrea
  • 学会等名: Routledge International Conference 2016, Religion and Nationalism in Asia
  • 発表場所: Sun Yat-sen University, Zhuhai campus
  • 年月日: 2016-11-19 – 2016-11-19
  • 国際学会
• [学会発表] Buddhism, Cosmology, and Great East Asian Co-prosperity Area: Multiculturalism and Nationalism in the Pre-war period Japan (2016)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 学会等名: Religion and Nationalism in Asia
  • 発表場所: Sun Yat-Sen University (China)
  • 年月日: 2016-11-18 – 2016-11-18
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] 2016年インドネシアの海洋安全保障情勢 (2016)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 学会等名: インド太平洋における法の支配の課題と海洋安全保障
  • 発表場所: 国際問題研究所
  • 年月日: 2016-11-17 – 2016-11-17
• [学会発表] Buddhism, Cosmology, and Great East Asian Co-prosperity Area: Multiculturalism and Nationalism in the Pre-war period Japan (2016)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 学会等名: Sizihwan International Conference on Asia-Pacific Studies
  • 発表場所: Sun Yat-Sen University (Taiwan)
  • 年月日: 2016-11-11 – 2016-11-11
  • 国際学会
• [学会発表] “Is ‘Confucian Diplomacy’ Just a Misnomer? Rethinking the Republic of Korea’s Belated Derecognition of the Republic of China. (2016)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 学会等名: Sizihwan International Conference on Asia-Pacific Studies
  • 発表場所: Sun Yat-Sen University (Taiwan)
  • 年月日: 2016-11-10 – 2016-11-12
• [学会発表] keynote speech: “Reinventing a New Indonesia-Japan Relationship in the Age of Globalism (2016)
  • 著者名/発表者名: Jun Honna
  • 学会等名: Center for Research in Social Sciences and Humanitie
  • 発表場所: University of Jember, Indonesia
  • 年月日: 2016-11-09 – 2016-11-09
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] 琉球独立と中国・台湾 (2016)
  • 著者名/発表者名: 松島 泰勝
  • 学会等名: 日本平和学会「平和運動」「琉球沖縄島嶼国及び地域の平和」分科会
  • 発表場所: 明星大学
  • 年月日: 2016-10-23 – 2016-10-23
• [学会発表] 東アジアにおける琉球独立の可能性 (2016)
  • 著者名/発表者名: 松島 泰勝
  • 学会等名: 東アジア共同体沖縄（琉球）研究会第２回公開シンポジウム
  • 発表場所: 神奈川大学
  • 年月日: 2016-10-22 – 2016-10-22
• [学会発表] The Question of Ontology in Korea-Japan Relations: in the case of the ‘Comfort Women’ issue (2016)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 学会等名: History and Strategy in East Asia: A Critical Appraisal
  • 発表場所: Yonsei University
  • 年月日: 2016-10-21 – 2016-10-21
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] To Be or Not to Be ‘Chinese’? Understanding Taiwan’s Inconsistent Involvement in China’s Maritime Disputes. (2016)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 学会等名: Yonsei Conference on History and Strategy in East Asia
  • 発表場所: Yonsei University
  • 年月日: 2016-10-21 – 2016-10-21
• [学会発表] 討論「部会７ インサージェンシーの地域比較」 (2016)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 学会等名: 日本国際政治学会創立６０周年記念研究大会
  • 発表場所: 幕張メッセ
  • 年月日: 2016-10-15 – 2016-10-15
• [学会発表] 生存基盤指数―温帯パラダイムを越えて― (2016)
  • 著者名/発表者名: 佐藤史郎
  • 学会等名: グローバル・ガバナンス学会、第9回研究大会
  • 発表場所: 大阪大学
  • 年月日: 2016-10-08 – 2016-10-08
• [学会発表] Rebuilding Security Governance in Post-Authoritarian Indonesia: The Irony of Security Sector Reform (SSR) (2016)
  • 著者名/発表者名: Jun Honna
  • 学会等名: ポリティカル・エコノミー研究会
  • 発表場所: 政策研究大学院大学
  • 年月日: 2016-09-30 – 2016-09-30
• [学会発表] Nuclear Disarmament and Nuclear Umbrella in US-Japan Relations (2016)
  • 著者名/発表者名: Shiro Sato
  • 学会等名: The Second Conference of the European Association for Japanese Studies
  • 発表場所: European Association for Japanese Studies (EAJS)
  • 年月日: 2016-09-24 – 2016-09-24
  • 国際学会
• [学会発表] The Kyoto School and the Westphalian Language: A tragic story of being and language in non-Western international relations (2016)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 学会等名: WIDENING THE WORLD OF IR THEORIZING
  • 発表場所: Bilkent University
  • 年月日: 2016-09-23 – 2016-09-23
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Reconceptualizing Hegemony in Confucian Asia. (2016)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 学会等名: 2nd All Azimuth Workshop on Widening the Gap of IR Theorizing
  • 発表場所: Bilkent University
  • 年月日: 2016-09-23 – 2016-09-23
• [学会発表] Indo-Japan Relations (2016)
  • 著者名/発表者名: Shinya Ishizaka
  • 学会等名: JNU-Ehime University
  • 発表場所: Jawaharlal Nehru University
  • 年月日: 2016-08-31 – 2016-08-31
  • 国際学会
• [学会発表] Post-Conflict Consolidation of Peace in Aceh, Indonesia (2016)
  • 著者名/発表者名: Jun Honna
  • 学会等名: Post-Conflict Peacebuilding and Democratization in Asia: Experiences and Models
  • 発表場所: Institute of Peace andUnification Studies, Seoul National University
  • 年月日: 2016-08-25 – 2016-08-26
  • 国際学会
• [学会発表] 戦争と平和を考える (2016)
  • 著者名/発表者名: 佐藤史郎
  • 学会等名: 大阪国際大学公開講座「世界を知ろう！」
  • 発表場所: 大阪国際大学
  • 年月日: 2016-08-20 – 2016-08-20
• [学会発表] インドネシアにおけるイスラム国家(IS)の衝撃 (2016)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 学会等名: 第3回国際協力事業安全対策会議
  • 発表場所: 外務省
  • 年月日: 2016-07-25 – 2016-07-25
• [学会発表] A Not-So-United-Front: Understanding Taiwan’s Inconsistent Involvement in China’s Maritime Disputes. (2016)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 学会等名: International Political Science Association World Congress
  • 発表場所: Pozna Congress Center
  • 年月日: 2016-07-23 – 2016-07-28
• [学会発表] インド・デリー―その過去と現在 (2016)
  • 著者名/発表者名: 石坂晋哉
  • 学会等名: 愛媛大学公開講座「世界の都市と地域」
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 2016-07-23 – 2016-07-23
• [学会発表] Problems of Peacebuilding in Aceh, Indonesia (2016)
  • 著者名/発表者名: Jun Honna
  • 学会等名: GRM International Conference 2016 “Conflicts and Peacebuilding: Toward the Sustainable Society
  • 発表場所: Doshisha University
  • 年月日: 2016-07-17 – 2016-07-17
• [学会発表] The Right to Know Is the Right to Live (2016)
  • 著者名/発表者名: Shinya Ishizaka
  • 学会等名: The Right to Information Movement in India" 3rd ISA Forum of Sociology
  • 発表場所: Universität Wien, Vienna
  • 年月日: 2016-07-13 – 2016-07-13
  • 国際学会
• [学会発表] 核兵器のアポリア (2016)
  • 著者名/発表者名: 佐藤史郎
  • 学会等名: 科研「国際関係のアポリア問題とその解決方策についての基礎的研究―理論と実践の架橋」（研究代表者：市川ひろみ）
  • 発表場所: 京都女子大学
  • 年月日: 2016-07-10 – 2016-07-10
• [学会発表] インドネシア・ジョコウィ政権の海上国境管理と海洋安全保障 (2016)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 学会等名: 東南アジア島嶼部における国境管理レジームと地域社会の変容研究会
  • 発表場所: 東洋大学
  • 年月日: 2016-07-03 – 2016-07-03
• [学会発表] 東南アジアの人身売買 (2016)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 学会等名: 立命館土曜講座
  • 発表場所: 立命館大学
  • 年月日: 2016-07-02 – 2016-07-02
• [学会発表] The Kyoto School and the Westphalian Language: a tragic story of time and language in non- Western international relations (2016)
  • 著者名/発表者名: Kosuke Shimizu
  • 学会等名: International Studies Association @ Hong Kong
  • 発表場所: City University of Hong Kong
  • 年月日: 2016-06-27 – 2016-06-27
  • 国際学会
• [学会発表] Understanding the Broken Harmony in Confucian Asia. (2016)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 学会等名: International Studies Association Asia Pacific Regional Conference, Hong Kong
  • 発表場所: City University of Hong Kong
  • 年月日: 2016-06-25 – 2016-06-27
• [学会発表] Whose ‘National’ Game? Understanding the Controversy over the Film KANO (2014) and the Identity Politics of Baseball in Taiwan. (2016)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 学会等名: International Studies Association Asia Pacific Regional Conference, Hong Kong
  • 発表場所: City University of Hong Kong
  • 年月日: 2016-06-25 – 2016-06-27
• [学会発表] 福岡正信の自然農法のグローカル化―全体像の把握 (2016)
  • 著者名/発表者名: 石坂晋哉
  • 学会等名: 第2回GLOCAS研究会
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 2016-06-15 – 2016-06-15
• [学会発表] 産炭地社会への望郷と炭鉱の世界遺産化 (2016)
  • 著者名/発表者名: 青木恵理子
  • 学会等名: 日本文化人類学会第50回研究大会
  • 発表場所: 南山大学名古屋キャンパス
  • 年月日: 2016-05-29 – 2016-05-29
• [学会発表] インド国民軍とインパール (2016)
  • 著者名/発表者名: 石坂晋哉
  • 学会等名: 「新たなガバナンス論構築のためのアジア研究とアジア型国際関係論による共同研究」研究会
  • 発表場所: 龍谷大学
  • 年月日: 2016-05-28 – 2016-05-28
• [学会発表] 環境運動はいかに生まれ何を変えたか―チプコー（森林保護）運動を事例として (2016)
  • 著者名/発表者名: 石坂晋哉
  • 学会等名: 第25回京都大学地球環境フォーラム「交差する環境―変容するインド社会における人と自然」
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2016-05-21 – 2016-05-21
• [学会発表] 『知る権利は生きる権利』―インドの情報権利運動 (2016)
  • 著者名/発表者名: 石坂晋哉
  • 学会等名: 「現代南アジアにおける法と権利の動態をめぐる研究」研究会
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 2016-05-14 – 2016-05-14
• [学会発表] 国家的他者への呪詛と追従 ― フローレス島山岳民にとってのオランダ・日本・インドネシア (2016)
  • 著者名/発表者名: 青木恵理子
  • 学会等名: 国立民族学博物館共同研究『政治的分類――被支配者の視点からエスニシティと人種を再考する
  • 発表場所: 国立民族学博物館
  • 年月日: 2016-05-07 – 2016-05-07
• [学会発表] インドネシア・フローレス島における絣布と人の営み (2016)
  • 著者名/発表者名: 青木恵理子
  • 学会等名: アジア地域における布工芸品の生産・流通・消費をめぐる文化人類学的研究
  • 発表場所: 岡山大学
  • 年月日: 2016-04-09 – 2016-04-09
• [学会発表] 福岡正信と自然農法のグローカル化プロセス解明に向けて (2016)
  • 著者名/発表者名: 石坂晋哉
  • 学会等名: 第1回GLOCAS研究会
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 2016-04-04 – 2016-04-04
• [図書] 国際関係論の生成と発展：日本の先達との対話 初瀬龍平他編 (2017)
  • 著者名/発表者名: 清水耕介
  • 総ページ数: 402
  • 出版者: ナカニシヤ出版
• [図書] 山本信人編『東南アジア地域研究入門』所収「非伝統的安全保障」pp.219-234 (2017)
  • 著者名/発表者名: 本名純
  • 総ページ数: 344
  • 出版者: 慶應義塾大学出版会
• [図書] 人の国際移動と現代日本の法』（大久保史郎編）「東アジアにおける人身取引対策の地域協力 (2017)
  • 著者名/発表者名: 山根健至
  • 総ページ数: 496
  • 出版者: 日本評論社
• [図書] ポピュリズムのグローバル化を問う：揺らぐ民主主義のゆくえ（中谷義和編）「東南アジアのポピュリズム：フィリピンとタイにおけるポピュリズムと政治的包摂」 (2017)
  • 著者名/発表者名: 山根健至
  • 総ページ数: 278
  • 出版者: 法律文化社
• [図書] 村山伸子・藤井誠二編著・猪口孝監修『QOL と現代社会「生活の質」を高める条件を学際的に研究する』 (2017)
  • 著者名/発表者名: 猪口孝
  • 総ページ数: 296
  • 出版者: 明石書店
• [図書] Takashi Inoguchi and Yasuharu Tokuda, eds., Trust with Asian Characteristics, (2017)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi
  • 総ページ数: 210
  • 出版者: Springer
• [図書] "The History of Well-Being in East Asia: From Global Conflict to Global Leadership," in Richard Estes and Joseph Sirgy, eds., The Pursuit of Human Well-Being: The Untold Global History (2017)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi and Richard Estes
  • 総ページ数: 808
  • 出版者: Springer
• [図書] 「永井陽之助―理解・配慮・反社会工学の政治学」、初瀬龍平・戸田真紀子・松田哲・市川ひろみ編『国際関係論の生成と展開―日本の先達との対話』 (2017)
  • 著者名/発表者名: 佐藤史郎
  • 総ページ数: 402
  • 出版者: ナカニシヤ出版
• [図書] 'From Terrytory to Travel: Metabolism, Metamorphosis and Mutation in IR', (2017)
  • 著者名/発表者名: Josuke Ikeda
  • 総ページ数: 208
  • 出版者: Routledge
• [図書] “The Diaoyutai/Senkaku Islands Dispute: An Ethos of Appropriateness and China’s ‘Loss’ of Ryukyu.” In Asia in International Relations: Unlearning Imperial Power Relations, edited by Pinar Bilgin and L.H.M. Ling (2017)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 総ページ数: 208
  • 出版者: Routledge
• [図書] “Taiwan’s Inconsistent Involvement in China’s Maritime Disputes under the ‘One China’ Institution.” In Regional Institutions, Geopolitics and Economics in the Asia Pacific, edited by Steven B. Rothman, Utpal Vyas, and Yoichiro Sato (2017)
  • 著者名/発表者名: Chen, Ching-Chang
  • 総ページ数: 236
  • 出版者: Routledge
• [図書] 「グローバル支援の歴史的位置づけ 『開発援助』の生成と変容」（pp. 17-60）信田敏宏他編『グローバル支援の人類学 変貌するNGO・市民活動の現場から』 (2017)
  • 著者名/発表者名: 加藤剛
  • 総ページ数: 365
  • 出版者: 昭和堂
• [図書] 「『国家英雄』以前―『祖国』の創出と名づけをめぐって」（pp. 261-317）、山口裕子他編著『「国家英雄」が映すインドネシア』 (2017)
  • 著者名/発表者名: 加藤剛
  • 総ページ数: 333
  • 出版者: 木犀社
• [図書] 存在論と文化」鷲山恭彦他編『誠心交隣に生きる：負の歴史を超えて (2016)
  • 著者名/発表者名: 清水耕介
  • 総ページ数: 237
  • 出版者: 合同フォレスト
• [図書] 日本生活史辞典 (2016)
  • 著者名/発表者名: 李修京ほか分担執筆
  • 総ページ数: 862
  • 出版者: 吉川弘文館
• [図書] 誠心交隣に生きる― 負の歴史を超えて (2016)
  • 著者名/発表者名: 李修京
  • 総ページ数: 237
  • 出版者: 合同フォレスト
• [図書] 在日同胞社会の葛藤の岐路に立たされていた朴烈と金天海 (2016)
  • 著者名/発表者名: 李修京
  • 総ページ数: -
  • 出版者: 外橋胞研究所
• [図書] 日『ベルリンの奇跡』に描かれた韓日サッカーの英雄たち①②「Seoul Culture Today」 (2016)
  • 著者名/発表者名: 李修京
  • 総ページ数: -
  • 出版者: -
• [図書] 新自由主義下のアジア（藤田和子・文京洙編）「アジアの人身売買問題：越境する暴力とガヴァナンス」 (2016)
  • 著者名/発表者名: 山根健至
  • 総ページ数: 344
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] フィリピンを知るための64章（大野拓司・鈴木伸隆・日下渉編）「国軍：新たな役割の模索」 (2016)
  • 著者名/発表者名: 山根健至
  • 総ページ数: 408
  • 出版者: 明石書店
• [図書] 琉球独立への経済学 : 内発的発展と自己決定権による独立 (2016)
  • 著者名/発表者名: 松島 泰勝
  • 総ページ数: 263
  • 出版者: 法律文化社
• [図書] レオ・ボルマンス編・猪口孝監訳『世界の学者が語る幸福』 (2016)
  • 著者名/発表者名: 猪口孝
  • 総ページ数: 436
  • 出版者: 西村書店
• [図書] イブ・ラコスト著・大塚宏子訳・猪口孝監修『ビジュアル版ラルース新地図で見る国際関係』 (2016)
  • 著者名/発表者名: 猪口孝
  • 総ページ数: 400
  • 出版者: 原書房
• [図書] "AsiaBarometer," in George Ritzer, ed., The Blackwell Encyclopedia of Sociology (2016)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi
  • 総ページ数: 5658
  • 出版者: Blackwell Publishing
• [図書] "The Foreign Policy of Japan as a Global Power," in Ajit M. Banerjee, Global Perspectives on Foreign Policy of Major Powers (2016)
  • 著者名/発表者名: Takashi Inoguchi
  • 総ページ数: 518
  • 出版者: New Delhi: Academic Foundation
• [図書] 「宗教性からみたインド―存在の平等性にもとづく多様性の肯定」澤真幸編『宗教とこころの新時代』 (2016)
  • 著者名/発表者名: 田辺明生
  • 総ページ数: 264
  • 出版者: 岩波書店
• [図書] Spectres of the Third World: Bandung as a Lieu de Memoire’ in Quｙnh N. Pham and Robbie Shilliam (eds.) Meanings of Bandung (2016)
  • 著者名/発表者名: Shani Girogiandrea
  • 総ページ数: 256
  • 出版者: Rowman and Littlefield International
• [図書] 人はどう動いてきたのかー世界の変化と人の移動」 (2016)
  • 著者名/発表者名: 池田丈佑
  • 総ページ数: 218
  • 出版者: 慶應義塾大学出版会
• [図書] Statistics of Tributary Trade of Ryukyu (Loochoo) at Fuzhou in 1851, 陳慈玉 主編『承前啓後――王業鍵院士記念論文集』 (2016)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Hamashita
  • 総ページ数: 290
  • 出版者: 満巻楼
• [学会・シンポジウム開催] The 2nd Afrasian International Symposium on Subjectivity in International Relations (2017)
  • 発表場所: 龍谷大学
  • 年月日: 2017-02-11 – 2017-02-11