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2021 年度 研究成果報告書

日本古典籍における表記情報学の発展的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15H01875
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本文学
研究機関国文学研究資料館

研究代表者

今西 裕一郎  国文学研究資料館, その他部局等, 名誉教授 (90046219)

研究分担者 神作 研一  国文学研究資料館, 研究部, 教授 (30267893)
落合 博志  国文学研究資料館, 研究部, 教授 (50224259)
入口 敦志  国文学研究資料館, 研究部, 教授 (80243872)
小山 順子  国文学研究資料館, 研究部, 准教授 (20454796)
陳 捷  国文学研究資料館, 研究部, 教授 (40318580)
田中 大士  国文学研究資料館, 研究部, 教授 (40722137)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード日本古典籍 / 表記 / 文字 / 平仮名 / 片仮名 / 書誌用語 / 古典籍インターフェース
研究成果の概要

研究期間を通して、国内・国外の日本古典籍を所蔵する機関や寺社などを訪問して調査を行い、漢字・平仮名・片仮名という複数の文字種で書かれた日本古典籍の表記情報に関する様々な知見を得ることができた。それに基づく著書・論文等の具体的な研究成果は毎年度報告しているが、研究分担者の入口敦志著『漢字・カタカナ・ひらがな 表記の思想』(2016年12月、平凡社)は、一般向けに日本古典籍の表記情報の持つ問題を分かりやすく解説したものとして特筆される。

自由記述の分野

日本古典文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究を通して、漢字やアルファベットという単一の文字種で書かれた中国やヨーロッパの書物と異なり複数の文字種を用いた日本古典籍の表記の特質、古典籍の製作者や享受者と表記の関係、時代による表記の変遷など様々な問題が浮かび上がった。日本古典籍自体は過去の時代に作られたものであるが、漢字と仮名の使い分けなどは現在においても一つの課題であり、本研究の成果は日本語の表記のあり方を考える上で一定の意義を持つと思われる。なお本研究に基づく普及活動として、小学生を対象とした古典籍やくずし字についての授業を行ったことにも触れておく。

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公開日: 2023-01-30  

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