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2018 年度 研究成果報告書

東アジア古典学の次世代拠点形成──国際連携による研究と教育の加速

研究課題

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研究課題/領域番号 15H01878
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 文学一般
研究機関東京大学

研究代表者

齋藤 希史  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (80235077)

研究分担者 徳盛 誠  東京大学, 大学院総合文化研究科, 講師 (00272469)
金沢 英之  北海道大学, 文学研究科, 准教授 (00302828)
道坂 昭廣  京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (20209795)
田村 隆  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70432896)
馬場 小百合  帝京大学, 文学部, 助教 (30823174)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード東アジア / 古典学 / 日本漢文 / 中国古典
研究成果の概要

本研究プロジェクトは、東アジアに展開された古典世界について、漢字文の書記という観点から構成原理を解明し多様な現象を記述する「東アジア古典学」を国際協働によって推進し、また、次世代への継承のための研究拠点形成として、研究方法のセミナーやワークショップを継続的に開催し、関連文献やデータの整備を行なった。とりわけ、①最新の成果を研究方法の実践へと結びつけるセミナーや次世代研究者の発表と討議を中心としたワークショップ等の総計38回にわたる開催、それにもとづいた多くの論文・著書の発刊、②日本の漢字文を学ぶための英語教材のドラフト作成および実験授業の開催は、今後の展望を開く重要な成果と言える。

自由記述の分野

中国古典詩文・東アジア古典学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は、東アジアという圏域が漢字という文字およびそれによって書き記された書籍の流通圏として成り立った古典世界を基盤として成立したことをふまえつつ、たんなる影響や伝播ではない文化現象のダイナミズムが古典によって生まれたことを、6世紀から20世紀にいたるまでを視野に入れて、明らかにしたところにある。
また、その研究を広く共有するための方法論的可視化を進め、大学院生も交えた国内外のセミナー、それにもとづいた論文や著書の公刊、さらに英語圏の大学院教育で用いる漢文テキストブックの共同編纂とそれを用いた実験授業等によって、国際レベルでの次世代研究者の育成にも大きく寄与した。

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公開日: 2020-03-30  

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