研究分担者 |
磯村 保 早稲田大学, 法学学術院(法務研究科・法務教育研究センター), 教授 (00030635)
中川 丈久 神戸大学, 法学研究科, 教授 (10252751)
興津 征雄 神戸大学, 法学研究科, 教授 (10403213)
田中 洋 神戸大学, 法学研究科, 准教授 (10456767)
島並 良 神戸大学, 科学技術イノベーション研究科, 教授 (20282535)
瀬戸口 祐基 神戸大学, 法学研究科, 特命准教授 (20707468)
八田 卓也 神戸大学, 法学研究科, 教授 (40272413)
高橋 裕 神戸大学, 法学研究科, 教授 (40282587)
青木 哲 神戸大学, 法学研究科, 教授 (40313051)
池田 千鶴 神戸大学, 法学研究科, 教授 (40346276)
島村 健 神戸大学, 法学研究科, 教授 (50379492)
米倉 暢大 神戸大学, 法学研究科, 准教授 (60632247)
池田 公博 神戸大学, 法学研究科, 教授 (70302643)
浦野 由紀子 神戸大学, 法学研究科, 教授 (70309417)
山本 敬三 京都大学, 法学研究科, 教授 (80191401)
嶋矢 貴之 神戸大学, 法学研究科, 教授 (80359869)
前田 健 神戸大学, 法学研究科, 准教授 (80456095)
大塚 直 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90143346)
手嶋 豊 神戸大学, 法学研究科, 教授 (90197781)
|
今後の研究の推進方策 |
研究計画4年目に入り,次年度も本年度に引き続き,従来の基礎的な研究と併せて,複数のセクションにまたがる,より横断的な研究を進め,その成果を公表するとともに,共同研究としての内容を充実させていくことを予定している。 本年度に開催した「消費者被害救済の日欧比較 ―― 民事訴訟・ADR・行政規制;お互いから学べるもの ――」,「景品表示法の実現手法の多様性―独禁法の視点も含めて」,「事故調査と被害救済・民事責任」 ,国際的な家族法及びその実現に関し,ミュンヘン大学名誉教授のミヒャエル・ケスター氏,ダグマー・ゲッティンゲン大学名誉教授のケスター=ヴァルティエン氏を招聘しての講演会はいずれも複数セクションにまたがる,横断的な研究成果であり,これまでの本科研における研究代表者・各研究分担者の基礎的な研究の成果をベースとしている。このように,横断的な共同研究を進めていくことに,大きな支障はなく,順調に進めることができている。また,平成28年度に開催したシンポジウム「刑事裁判への市民関与(裁判員法)の立法過程とその実施について」において招聘した鹿毛利枝子氏(東京大学准教授)の著書『Who Judges? Designing Jury Systems in Japan, East Asia, and Europe』(Cambridge University Press,2017年)で同シンポジウムでの議論が言及されるなど,本科研の成果の社会への還元とそれを通じた本科研における研究のさらなる進展という循環が生まれている。このような循環を維持し,横断的な共同研究を進めることを次年度も予定している。 また,以上のような横断的な共同研究に加え,より理論的なレベルでの法の実現に関わる基礎理論の構築を目指した作業を進めることを予定している。
|