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2018 年度 研究成果報告書

ロシアの長期経済発展の実証的分析:1860-2010年

研究課題

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研究課題/領域番号 15H01959
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済史
研究機関横浜国立大学

研究代表者

中村 靖  横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (60189066)

研究分担者 久保庭 眞彰  一橋大学, その他部局等, 名誉教授 (70111698)
上垣 彰  西南学院大学, 経済学部, 教授 (70176577)
田畑 伸一郎  北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (10183071)
雲 和広  一橋大学, 経済研究所, 教授 (70314896)
栖原 学  日本大学, 経済学部, 上席研究員 (50139078)
研究協力者 志田 仁完  公益財団法人環日本海経済研究所, 調査研究部, 研究主任 (10802689)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード帝政ロシア / ソ連 / ロシア連邦 / 経済統計 / 歴史統計 / 国民経済計算 / 経済成長 / 経済発展
研究成果の概要

帝政時代から現代までのロシアの経済統計を公表資料およびアーカイブ資料から体系的に収集し,現在のロシア連邦との地理的整合性,指標の時間的比較可能性を考慮しながら長期時系列を作成し,それにもとづきロシアの長期的経済発展について分析をおこなった.経済成長の変動の大きさ等帝政期以来からの現在に至るまでのの経済発展上の特徴,農業工業発展の過大評価傾向,3期間にわたる人口動態,政府資金中心の金融制度のような帝政期・ソ連期に共通する特徴,労働統計制度にみられるソ連期,現代ロシアに共通する制度的特徴等数多くの点を定量的に裏付けることができた.主要な研究成果は,日本語版,英語版の書籍として出版される.

自由記述の分野

経済史,比較経済

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在のロシアがどのように形成され,その制度はどのような価値観を体現しているのかを客観的に分析するためには,比較可能な長期的統計系列の整備が不可欠である.本研究では,帝政ロシアから現代までをカバーする可能な限り比較可能に調整した人口,GDP,工業・農業成長,財政等の長期時系列を提供した.統計データについての広範な解説を含む研究結果は,日本語,英語の書籍として出版され,データは利用が容易なオンライン・データベースとして提供される.本研究の成果がロシア研究のインフラストラクチュアとして長く利用されることを期待する.

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公開日: 2020-03-30  

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