• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

固有ジョセフソン接合によるテラヘルツ発振デバイスの高機能化と応用開拓

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15H01996
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ナノ構造物理
研究機関筑波大学

研究代表者

門脇 和男  筑波大学, 数理物質系(名誉教授), 名誉教授 (00272170)

研究分担者 南 英俊  筑波大学, 数理物質系, 講師 (00190702)
柏木 隆成  筑波大学, 数理物質系, 講師 (40381644)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード固有ジョセフソン効果 / THz波発振 / THz波レーザー / ジョセフソンボルテックス / 固有ジョセフソン接合 / 銅酸化物高温超伝導体 / THzエミッター / THz検出器
研究成果の概要

高温超伝導体は転移温度が90 Kに達する物質があり、その性質を活用した応用が長い間望まれていた。我々が重点的に研究してきたBi2212系の物質は層状性が強く、ジョセフソン接合が積層している系と考えることができ、その性質を利用することでコヒーレントで連続発振するTHz波を発生することが可能である。このTHz波は近い将来、量子コンピュータの読み書きなどの信号伝達に使うことができ、大いに期待されている。

自由記述の分野

低温固体物性(特に高温超伝導)

研究成果の学術的意義や社会的意義

高温超伝導体は発見当初、大変大きな期待を持って社会から迎えられ、実に多くの研究者がそれに答えようと血のにじむような努力してきた。しかしながら、期待に反し何一つとして応用として社会に貢献出来た成果はない。固有ジョセフソン効果を用いたTHz波の応用のみが唯一実用に最も近いと考えられている。現在、コヒーレントなTHz波を用いた量子コンピュータの書き込みや読み出しへの応用が最先端の社会貢献と考えられ、大変期待されている。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi