研究課題
本基盤研究(A)を内包する基盤研究(S)の採択通知を5月29日に得て、5月29日からは基盤研究(S)としての研究活動に移行している。本基盤研究(A)は3年計画で「豪雨のタマゴの生成過程の研究」を重点的に実施することを目的とするのに対して、基盤研究(S)は5年計画で、本研究内容に加え、都市域で世界初観測となる境界層レーダと最先端レンジイメージングを導入して高時間・空間分解能での境界層観測を実現し、より年数をかけて豪雨のタマゴの生成過程の研究を実施するとともに水災害への応用研究も実施する。こういった状況の中、4月にはキックオフ研究会を実施し、3年計画の場合、さらには5年計画が実現した場合のそれぞれについて、研究計画や沖縄・ならびに神戸~京都の観測計画の精緻化、共有化を行い、研究のスタートを切った。5月には、本計画で観測情報の利用を想定している別資金による小型レーダの導入に備えて、一部メンバーが新たに第2級陸上特殊無線技士養成課程講習を受講し免許の取得を行うとともに小型レーダの情報の取得体制を整えた。また、気象庁でのメソ気象研究会や日本気象学会専門セッションで本研究計画の紹介を行った。以上のように、4月~5月にかけて、今年度スタートした基盤研究(A)ならびにそれを内包する基盤研究(S)の計画面、観測面、広報面すべてにおいて研究活動の実質的なスタートを切った。そして、本基盤研究(A)を内包する基盤研究(S)の採択通知を5月29日得て、5月28日で本基盤研究(A)としての活動を終了し、5月29日からは基盤研究(S)としての研究活動を開始した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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