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2021 年度 研究成果報告書

農業現場における精密農業の熟成

研究課題

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研究課題/領域番号 15H02469
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 農業環境・情報工学
研究機関東京大学

研究代表者

中西 友子  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (30124275)

研究分担者 二瓶 直登  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50504065)
岩田 錬  東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 名誉教授 (60143038)
山岸 順子  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (60191219)
杉田 亮平  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (60724747)
廣瀬 農  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任講師 (90708372)
大前 芳美  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任研究員 (80726042)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード放射線イメージング / ベータ線 / ライブイメージング / 植物栄養
研究成果の概要

これまで開発を行ってきた植物体内の元素を可視化できるリアルタイムRIイメージングシステム(RRIS)の高度化を行った。具体的には、ガス状である14CO2の固定や様々な元素の根から地上部への輸送を可視化した。42K(半減期12時間)の調整、および可視化も可能となった。さらには、顕微鏡システムと組み合わせることで、根端における元素動態などの微細空間での撮影が可能となった。加えて、視野範囲はこれまで20㎝x10㎝であったが、新たなシンチレータの検討・改良により800㎝x600㎝と向上し、適用可能な植物が大幅に増えた。

自由記述の分野

放射線イメージング

研究成果の学術的意義や社会的意義

ガス状である14CO2が固定される様子や14C-光合成産物、および植物の必須元素であるカリウムやマグネシウムの放射性同位体42Kおよび28Mgが植物体内で輸送される様子の可視化、かつ動画化が可能となった。この技術は世界で初めてであり、効率的に生長する植物の創出や栽培技術に関する研究において強力なツールとなることが期待される。加えて、増加し続ける二酸化炭素の回収として期待されているシアノバクテリアなどのバイオ資材に関わる研究のツールとしても非常に有用となるであろう。

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公開日: 2023-01-30  

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