研究課題/領域番号 |
15H02503
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
金保 安則 筑波大学, 医学医療系, 教授 (00214437)
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連携研究者 |
藤井 郁男 大阪府立大学, 理学系研究科, 教授 (70189984)
北 将樹 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (30335012)
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研究協力者 |
船越 裕司
山内 庸平
三浦 悠樹
宮地 泰人
Lin Yueh-Chen
Van Ngo Thai Bich
Tsai Meng-Tsz
藤原 大祐
Tito Akindele
米田 耕三
山岸 航大
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 癌 / 腫瘍増殖 / 腫瘍血管新生 / 浸潤・転移 / シグナル伝達 / 抗癌剤 / 低分子量G蛋白質 / Arf6 |
研究成果の概要 |
本研究では、Arf6をターゲットとした革新的抗癌剤開発のためのリードペプチドを創出することを目指し、次の結果を得た。Arf6に特異的なGTPase-activating proteinのARAP3はArf6の不活性化を介して浸潤仮足を制御すること、及びリンパ管内皮細胞のArf6は、腫瘍増殖を制御することを明らかにし、Arf6は腫瘍増殖と癌細胞浸潤・転移の両者を制御することが検証できた。そこで、約35アミノ酸残基からなるペプチドライブラリーを用いてArf6阻害ペプチドを探索した結果、Arf6を特異的に阻害する1つのペプチドを見出し、抗癌剤開発へと繋がる創薬リードペプチドの創出に成功した。
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自由記述の分野 |
細胞生物学
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