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2019 年度 研究成果報告書

骨-疾患連関を基盤に骨折予防を健康寿命延伸に繋げる大規模コホートの長期追跡

研究課題

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研究課題/領域番号 15H02526
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 疫学・予防医学
研究機関近畿大学

研究代表者

伊木 雅之  近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)

研究分担者 佐藤 裕保  仁愛大学, 人間生活学部, 教授 (10337115)
藤田 裕規  近畿大学, 医学部, 講師 (10330797)
立木 隆広  近畿大学, 医学部, 助教 (10734650)
上西 一弘  女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (40232764)
梶田 悦子  中京学院大学, 看護学部, 教授 (50135373)
文 鐘聲  畿央大学, 健康科学部, 准教授 (50460960)
甲田 勝康  近畿大学, 医学部, 准教授 (60273182)
由良 晶子  近畿大学, 医学部, 講師 (80142595)
北川 淳  北里大学, 一般教育部, 教授 (80260529)
玉置 淳子  大阪医科大学, 医学部, 教授 (90326356)
岡本 希  奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (70364057)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード骨折 / 骨粗鬆症 / 糖尿病 / 動脈硬化 / 骨-疾患連関 / 健康寿命
研究成果の概要

JPOS研究20年次追跡調査とFORMEN研究10年次追跡調査を実施し、アウトカムとして骨折と死亡を把握した。低ビタミンD摂取、低牛乳摂取、低納豆摂取、胃切除、貧血、低尿酸血症、糖尿病等が骨折のリスクを上げ、骨折・低骨密度は動脈硬化を進展させ、最終的に死亡のリスクを高めることが明らかになった。上記の骨折のリスク要因を除去、低減することによって骨折が減り、健康寿命を延伸できることが示唆された。

自由記述の分野

医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本コホートの縦断研究によって、これまで動物実験やヒトの断面研究での検討しかなかった分野で関連の時間性を証明することができた。骨-疾患連関ではオステオカルシンの作用は否定された一方、AGEやesRAGEは糖尿病による骨脆弱性の進行や動脈硬化の進展に寄与することが示唆された。以上より、骨粗鬆症を予防、管理し、骨折を防ぐことは死亡のリスクを下げ、健康寿命の延伸に寄与することが示唆された。

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公開日: 2021-02-19  

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