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2018 年度 研究成果報告書

東アフリカの農村発展メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15H02619
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 経済政策
研究機関神戸大学 (2016-2018)
政策研究大学院大学 (2015)

研究代表者

大塚 啓二郎  神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 特命教授 (50145653)

研究分担者 村岡 里恵  国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 社会科学領域, 任期付研究員 (00760753)
山内 慎子  政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (50583374)
木島 陽子  政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (70401718)
松本 朋哉  小樽商科大学, 商学部, 教授 (80420305)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード貧困 / 農村経済 / アフリカ / 家計調査分析
研究成果の概要

本研究では、研究代表者が中心となってこれまで進めてきたアフリカ農村家計調査(RePEAT)プロジェクトを継続し、拡張すること、そして、そのデータを綿密に分析することで中長期的な社会経済発展プロセスをミクロ経済学の視点から実証的に明らかにすることを目指した。本研究で2カ国の調査を実施したことで、RePEATデータは、調査の継続年数は約15年に及び、対象家計が4000件を超え、サブサハラ・アフリカに関する家計調査では他に類を見ないデータとなった。このデータを分析し得られた研究成果は、学会報告(19件)、査読付き学術雑誌への掲載(29件)、図書の出版(5件)を通じて、広く世界に周知した。

自由記述の分野

開発経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

サブサハラ・アフリカは未だ貧困問題を抱えつつも未曾有の社会・経済的変化が起こりつつある。こうした変化に家計・個人がどう対応しどう影響を受けているか、時宜を得た調査を通して理解することは将来の政策形成に欠かせない。その理解のためには、長期の家計調査データの構築および分析が必須である。本プロジェクトは、東アフリカの農村家計を対象とした長期の家計調査データの構築に貢献すると共に、分析を通じ、農業技術・人的資本の変化、道路・情報インフラや紛争からの復興など環境の変化の中長期的な影響について検証した。いずれの研究も長期の家計調査データ無しには取り組めない課題であり、開発政策の形成に資するものである。

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公開日: 2020-03-30  

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