アジアにおけるピロリ菌分子疫学研究の推進

2016 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 15H02657
• 研究機関: 大分大学
• 研究代表者: 山岡 吉生 大分大学, 医学部, 教授 (00544248)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: ヘリコバクター・ピロリ / 国際疫学研究 / 胃癌 / 病原因子

研究実績の概要

アジア各国において、国際共同研究を推進して、胃十二指腸内視鏡検査を用いた疫学調査を実施し、1) ヘリコバクター・ピロリ（ピロリ菌）の病原因子の解析、2) ヒトの疾患感受性因子の解明、3) ピロリ菌とヒトの相互作用と共進化の理解、を目的とする国際共同研究拠点の形成を目指す。胃癌に代表されるピロリ菌関連疾患の発症メカニズムを明らかにすることで、新規治療法の開発、胃癌発症率の減少、ピロリ菌とヒトの共進化の歴史・人類移動の解明など、世界の医学および予防医学の進歩、歴史、文化の発展に貢献することを目的とする事業を展開した。
本年度は、現地実地調査としては、８月にモンゴルおよびインドネシア、平成29年2月にはミャンマー、3月にインドネシアで内視鏡を用いた調査を行うことができた。さらに平成29年3月には、マレーシア（ボルネオ島）のサバ大学およびエリザベス病院で、共同研究の最終打ち合わせを行うことができ、平成29年7月ごろには内視鏡調査を行うことが可能となった。なお、モンゴルでは、南部ゴビおよび東部ヘンチでの調査で、これでモンゴルの中央部（首都）、西部、北部、南部、東部を網羅した形となり、現在論文をまとめている。また、インドネシアで、パプア（メラウケ）およびスラウェシ島（コラカ、パル）、マルク諸島（テルナテ）での調査を行い、やはりほぼインドネシアを網羅した形となった。また、ミャンマーでは、タイとの国境に近いモウラミャインでの調査で、以前にタイ側で調査を行ったマエソットとは、直線距離で数十キロたらずで、これらの領域での国境をまたいた調査ができたことになる。

現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

当初、モンゴルでは、南部砂漠地域も調査を行いたいというレベルであったが、実際には南部のみならず、東部の調査も行い、国中を網羅、さらに国立がんセンターとも共同研究を結び、胃癌検体を100例近く得ることができたのは、予想以上の成果であった。また、インドネシアでは、これまでに19か所で内視鏡検査を行うことができ、予定をはるかに超える地域での調査を完了することができた。また、ミャンマーでの調査も行うことができ、さらにマレーシアでは現地での打ち合わせ、スリランカやパキスタンではメールでの打ち合わせで、各国での研究倫理申請の承諾を待つ状態にある。これらの調査で得られた検体は、ピロリ菌の培養や、病理組織の評価もすでに済ませており、ピロリ菌に関しては次世代シーケンサーを用いた検討も進んでいる。
実際に、本年度だけでも国際医学誌に多くの論文を発表することができ、タイおよびインドネシアでの調査報告がそれぞれ2編、ネパール、バングラディシュでの調査報告がそれぞれ1編となっており、現在さらに論文作成中である。
これらを評価すると、当初の計画以上に進展していると考える。

今後の研究の推進方策

新たな現地調査としては、ブータン（辺境）、マレーシア（ボルネオ）、スリランカを計画している。現在すでに10カ国以上からの多くの検体が集まっており、ピロリ菌培養も終了し、次世代シーケンサーの生データも集積されている。平成29年度は、これらの詳細な解析に今まで以上の労力を費やす予定で、大分大学に設置されたサーバーを用いて、より詳細にデータ解析を行い、論文発表を目指したい。また、宿主側因子の解析は、東京大学および国立遺伝学研究所との共同研究で進めているが、平成29年度中には、成果をだして学会発表を行う予定である。

研究成果

• [国際共同研究] ベイラー医科大学/テキサス大学ガルベストン校(米国)
  • 国名: 米国
  • 外国機関名: ベイラー医科大学/テキサス大学ガルベストン校
• [国際共同研究] インドネシア大学/アイルランガ大学/ムハンマディア大学(インドネシア)
  • 国名: インドネシア
  • 外国機関名: インドネシア大学/アイルランガ大学/ムハンマディア大学
  • 他の機関数: 5
• [国際共同研究] モンゴル国立医科学大学/ウランバートル第3病院/モンゴル国立がん研究所(モンゴル)
  • 国名: モンゴル
  • 外国機関名: モンゴル国立医科学大学/ウランバートル第3病院/モンゴル国立がん研究所
  • 他の機関数: 5
• [国際共同研究] チュラロンコン大学/タマサート大学/マエソット病院(タイ)
  • 国名: タイ
  • 外国機関名: チュラロンコン大学/タマサート大学/マエソット病院
  • 他の機関数: 3
• [国際共同研究] チョーライ病院/108病院/ハノイ医科大学(ベトナム)
  • 国名: ベトナム
  • 外国機関名: チョーライ病院/108病院/ハノイ医科大学
  • 他の機関数: 3
• [国際共同研究]
  • 他の国数: 12
• [雑誌論文] Helicobacter pylori as an oncogenic pathogen, revisited (2017)
  • 著者名/発表者名: Miftahussurur M, Yamaoka Y, Graham DY
  • 雑誌名: Expert Rev Mol Med 巻: 19(e4) ページ: 1-11
  • DOI: 10.1017/erm.2017.4
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Helicobacter pylori Outer Membrane Protein-Related Pathogenesis. (2017)
  • 著者名/発表者名: Matsuo Y, Kido Y, Yamaoka Y
  • 雑誌名: Toxins (Basel) 巻: 9(3) ページ: 1-9
  • DOI: 10.3390/toxins9030101
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Rapid evolution of distinct Helicobacter pylori subpopulations in the Americas. (2017)
  • 著者名/発表者名: Thorell K, Yahara K, Berthenet E, Lawson DJ, Mikhail J, Kato I, Mendez A, Rizzato C, Bravo MM, Suzuki R, Yamaoka Y, Torres J, Sheppard SK, Falush D.
  • 雑誌名: PLoS Genet 巻: 13(2) ページ: 1-21
  • DOI: 10.1371/journal.pgen.1006546
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] High Fluoroquinolone Resistant Strains of Helicobacter pylori in the Golden triangle (2017)
  • 著者名/発表者名: Vilaichone RK, Ratanachu ek T, Gamnarai P, Subsomwong P, Uchida T, Yamaoka Y, Mahachai V.
  • 雑誌名: Asian Pac J Cancer Prev. 巻: 18(2) ページ: 455-458
  • DOI: 10.22034/APJCP.2017.18.2.455
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Novel CagA ELISA exhibits enhanced sensitivity of Helicobacter pylori CagA antibody. (2017)
  • 著者名/発表者名: Matsuo Y, Kido Y, Akada J, Shiota S, Binh TT, Trang TT, Dung HD, Tung PH, Tri TD, Thuan NP, Tam LQ, Nam BC, Khien VV, Yamaoka Y.
  • 雑誌名: World J Gastroenterol 巻: 23(1) ページ: 48-59
  • DOI: 10.3748/wjg.v23.i1.48
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] ヘリコバクター学の世界展開 (2017)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生, 松久威史
  • 雑誌名: 日本ヘリコバクター学会誌 巻: 18(2) ページ: 44-46
• [雑誌論文] スキルアップ (14) Helicobacter pyloriの毒性の強さはどこで決まりますか? (2017)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 21(1) ページ: 77-80
• [雑誌論文] 第12回 モンゴルでの疫学調査 - その1 - (2017)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 21(1) ページ: 5-17
• [雑誌論文] Helicobacter pylori VacA, acting through receptor protein tyrosine phosphatase α, is crucial for CagA phosphorylation in human duodenum carcinoma cell line AZ-521. (2016)
  • 著者名/発表者名: Nakano M, Yahiro K, Yamasaki E, Kurazono H, Akada J, Yamaoka Y, Niidome T, Hatakeyama M, Suzuki H, Yamamoto T, Moss J, Isomoto H, Hirayama T
  • 雑誌名: Dis Model Mech 巻: 9(12) ページ: 1473-1481
  • DOI: 10.1242/dmm.025361
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Surveillance of Helicobacter pylori Antibiotic Susceptibility in Indonesia: Different Resistance Types among Regions and with Novel Genetic Mutations. (2016)
  • 著者名/発表者名: Miftahussurur M, Syam AF, Nusi IA, Makmun D, Waskito LA, Zein LH, Akil F, Uwan WB, Simanjuntak D, Wibawa ID, Waleleng JB, Saudale AM, Yusuf F, Mustika S, Adi P, Maimunah U, Maulahela H, Rezkitha YA, Subsomwong P, Nasronudin, Rahardjo D, Suzuki R, Akada J, Yamaoka Y.
  • 雑誌名: PLoS One 巻: 11(12):e0166199 ページ: 1-17
  • DOI: 10.1371/journal.pone.0166199
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Differences in amino acid frequency in CagA and VacA sequences of <i>Helicobacter pylori</i> distinguish gastric cancer from gastric MALT lymphoma. (2016)
  • 著者名/発表者名: Hashinaga M, Suzuki R, Akada J, Matsumoto T, Kido Y, Okimoto T, Kodama M, Murakami K, Yamaoka Y
  • 雑誌名: Gut Pathog. 巻: 8:54 ページ: 1-10
  • DOI: 10.1186/s13099-016-0137-x
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Emerging Helicobacter pylori levofloxacin resistance and novel genetic mutation in Nepal. (2016)
  • 著者名/発表者名: Miftahussurur M, Shrestha PK, Subsomwong P, Sharma RP, Yamaoka Y
  • 雑誌名: BMC Microbiol. 巻: 16(1):256 ページ: 1-10
  • DOI: 10.1186/s12866-016-0873-6
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] An East-Asian-type cagA Helicobacter pylori Infected Patient with Clinical Manifestation of Gastric Ulcer. (2016)
  • 著者名/発表者名: Rezkitha YA, Miftahussurur M, Nusi IA, Maimunah U, Adi P, Yamaoka Y
  • 雑誌名: Acta Med Indones. 巻: 48(4) ページ: 307-313
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Systematic analysis of phosphotyrosine antibodies recognizing single phosphorylated EPIYA-motifs in CagA of East Asian-type Helicobacter pylori strains. (2016)
  • 著者名/発表者名: Lind J, Backert S, Hoffmann R, Eichler J, Yamaoka Y, Perez-Perez GI, Torres J, Sticht H, Tegtmeyer N.
  • 雑誌名: BMC Microbiol. 巻: 16(1):201 ページ: 1-16
  • DOI: 10.1186/s12866-016-0820-6
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Relationship between vacA Types and Development of Gastroduodenal Diseases. (2016)
  • 著者名/発表者名: Thi Huyen Trang T, Thanh Binh T, Yamaoka Y.
  • 雑誌名: Toxins (Basel) 巻: 8(6) pii:E182 ページ: 1-10
  • DOI: 10.3390/toxins8060182
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Extremely High Prevalence of Metronidazole-Resistant Helicobacter pylori Strains in Mountain People (Karen and Hmong) in Thailand. (2016)
  • 著者名/発表者名: Vilaichone RK, Ratanachu-Ek T, Gamnarai P, Chaithongrat S, Uchida T, Yamaoka Y, Mahachai V
  • 雑誌名: Am J Trop Med Hyg 巻: 94(4) ページ: 717-720
  • DOI: 10.4269/ajtmh.15-0449
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Helicobacter pylori antibiotic susceptibility patterns in Bangladesh: Emerging levofloxacin resistance. (2016)
  • 著者名/発表者名: Aftab H, Miftahussurur M, Subsomwong P, Ahmed F, Khan AK, Yamaoka Y
  • 雑誌名: J Infect Dev Ctries 巻: 10(3) ページ: 245-253
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Helicobacter pylori vacuolating cytotoxin and gastric cancer risk: reconsidered. (2016)
  • 著者名/発表者名: Miftahussurur M, Yamaoka Y, Graham DY
  • 雑誌名: Translational Cancer Res 巻: 5(Suupl 3) ページ: 557-560
  • DOI: org/10.21037/tcr.2016.09.33
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Empiric H. pylori therapy-10 day concomitant, bismuth quadruple or 14-day triple therapy: none is best (2016)
  • 著者名/発表者名: Yamaoka Y, Graham DY
  • 雑誌名: Translational Cancer Res 巻: 5(Suppl 7) ページ: 1476-1478
  • DOI: org/10.21037/tcr.2016.12.39
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 第7回 ベトナムでの疫学調査 - その1 - (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 20(2) ページ: 106-117
• [雑誌論文] 第8回 ベトナムでの疫学調査 - その2 - (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 20(3) ページ: 213-222
• [雑誌論文] 第9回 バングラデシュでの疫学調査 (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 20(4) ページ: 309-319
• [雑誌論文] 第10回 タイでの疫学調査 - その1 - (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 20(5) ページ: 430-442
• [雑誌論文] 第11回 タイでの疫学調査 - その2 - (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 20(6) ページ: 552-560
• [雑誌論文] H.pylori感染症におけるToll-like receptor10の役割 (2016)
  • 著者名/発表者名: 永島裕之, 魚谷貴史, 鈴木留美子, 内田智久, David Graham, 山岡吉生
  • 雑誌名: 日本ヘリコバクター学会誌 巻: 17(2) ページ: 20-24
• [雑誌論文] わが国における薬剤耐性Helicobacter pyloriの現状 - 2013~2014年度耐性菌サーベイランスの集計報告 - (2016)
  • 著者名/発表者名: 橋永正彦, 沖本忠義, 兒玉雅明, 水上一弘, 小川竜, 岡本和久, 首藤充孝, 福田健介, 園田光, 福田昌英, 本田俊一郎, 山岡吉生, 村上和成
  • 雑誌名: 日本ヘリコバクター学会誌 巻: 17(2) ページ: 20-24
• [雑誌論文] 第22回 日本ヘリコバクター学会学術集会の開催にあたって (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 雑誌名: 日本ヘリコバクター学会誌 巻: 17(2) ページ: 4-4
• [雑誌論文] Helicobacter pylori のプロテオーム - ゲノミクスありてプロテオミクス - (2016)
  • 著者名/発表者名: 赤田純子, 松尾祐一, 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 20(5) ページ: 491-496
• [雑誌論文] Helicobacter pylori から探る人類の旅 (2016)
  • 著者名/発表者名: 鈴木留美子, 山岡吉生
  • 雑誌名: Helicobacter Research 巻: 20(5) ページ: 465-470
• [雑誌論文] H.pylori感染症におけるTLR10 SNPの感染率, 組織所見に与える影響 (2016)
  • 著者名/発表者名: 永島裕之, 山岡吉生
  • 雑誌名: 日本消化器病学会雑誌 巻: 113(Suppl 2) ページ: 713-713
• [学会発表] Helicobacter pylori LPSはTLR2/TLR10に認識される (2016)
  • 著者名/発表者名: 永島裕之、山岡吉生、横田伸一
  • 学会等名: 第 22 回日本エンドトキシン・自然免疫研究会
  • 発表場所: 鹿児島大学 郡元キャンパス（鹿児島県鹿児島市）
  • 年月日: 2016-12-02 – 2016-12-03
• [学会発表] ヘリコバクター・ピロリと人類の移動の歴史 (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 学会等名: 第55回日本臨床細胞学会
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-11-18 – 2016-11-19
  • 招待講演
• [学会発表] Epidemiology and disease association of H. pylori (2016)
  • 著者名/発表者名: Yoshio Yamaoka
  • 学会等名: Asian Pacific Digestive Week（APDW) 2016
  • 発表場所: 神戸国際会議場（兵庫県神戸市）
  • 年月日: 2016-11-02 – 2016-11-05
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Validation of serum markers of precancerous condition in Mongolia, where burdens high gastric cancer (2016)
  • 著者名/発表者名: Boldbaatar G, Tegshee T, Khasag O, Duger D, Adiyasuren B, Uchida T, Subsomwong P, Matsuhisa T, Tsogt-Ochir B, Yamaoka Y.
  • 学会等名: Asian Pacific Digestive Week (APDW) 2016
  • 発表場所: 神戸国際会議場（兵庫県神戸市）
  • 年月日: 2016-11-02 – 2016-11-05
  • 国際学会
• [学会発表] A novel East Asian-type CagA antibody ELISA can detect H. pylori CagA antibody with higher sensitivity than commercial available CagA ELISA (2016)
  • 著者名/発表者名: Matsuo Y, Kido Y, Akada J, Shiota S, Binh TT, Trang TTH, Dung HDQ, Tung PH, Tri TD, Thuan NPM, Tam LQ, Nam BC, Khien VV, Yamaoka Y
  • 学会等名: Asian Pacific Digestive Week (APDW) 2016
  • 発表場所: 神戸国際会議場（兵庫県神戸市）
  • 年月日: 2016-11-02 – 2016-11-05
  • 国際学会
• [学会発表] Different ethnics had different virulence genotypes of H. pylori in North Thailand (2016)
  • 著者名/発表者名: Subsomwong P., Miftahussurur M., Vilaichone RK., Ratanachu-ek T., Suzuki R., Uchida T., Mahachai V., Yamaoka Y
  • 学会等名: Asian Pacific Digestive Week (APDW) 2016
  • 発表場所: 神戸国際会議場（兵庫県神戸市）
  • 年月日: 2016-11-02 – 2016-11-05
  • 国際学会
• [学会発表] ヘリコバクター・ピロリのヒトとの共進化から紐解く共生から病原性へのパラダイムシフト (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 学会等名: 第31回日本微生物生態学会
  • 発表場所: 横須賀市文化会館（神奈川県横須賀市）
  • 年月日: 2016-10-22 – 2016-10-25
  • 招待講演
• [学会発表] Helicobacter pylori virulence and gastric cancer pathogenesis (2016)
  • 著者名/発表者名: Yoshio Yamaoka
  • 学会等名: Digestive Disease Research Seminar; University of Vienna
  • 発表場所: ウィーン（オーストリア）
  • 年月日: 2016-09-20 – 2016-09-20
  • 招待講演
• [学会発表] Histopathological characteristic of Helicobacter pylori infected gastric mucosa in Asia (2016)
  • 著者名/発表者名: Uchida T, Miftahussurur M,Ratha-Korn V, Thawee R, Mahachai V, Yamaoka Y
  • 学会等名: XXIXth International Workshop on Helicobacter and Microbiome in inflammation and Cancer.
  • 発表場所: マーゲブルク（ドイツ）
  • 年月日: 2016-09-15 – 2016-09-17
  • 国際学会
• [学会発表] Utility of gastro-endoscopy for subjects with serum H. pylori antibody (Hp-IgG) titer equal or more than 3.0 U/mL-Study of endoscopic findings for titers between 3.0 and 9.9 U/mL (so-called “Grayzone”). (2016)
  • 著者名/発表者名: Shuto M, Murakami K, Matsunari O, Okamoto K, Mizukami K, Okimoto T, Kodama M, Nonaka Y, Takigami S, Yamaoka Y, Fujioka T
  • 学会等名: XXIXth International Workshop on Helicobacter and Microbiome in inflammation and Cancer.
  • 発表場所: マーゲブルク（ドイツ）
  • 年月日: 2016-09-15 – 2016-09-17
  • 国際学会
• [学会発表] Changing prevalence of Helicobacter pylori infection at a tertiary center in Austria (2016)
  • 著者名/発表者名: Kamogawa Y, Uchida T, Beer A, Biliglier C, Schoneger-Heneke M, Trible B, Steininger C, Taruner M, Yamaoka Y, Dolak W
  • 学会等名: XXIXth International Workshop on Helicobacter and Microbiome in inflammation and Cancer.
  • 発表場所: マーゲブルク（ドイツ）
  • 年月日: 2016-09-15 – 2016-09-17
  • 国際学会
• [学会発表] コロンブス後の南米におけるピロリ菌・mtDNA・ Y (2016)
  • 著者名/発表者名: 鈴木留美子, 小野孝明, 塩田星児, 山岡吉生
  • 学会等名: 日本進化学会第18回大会
  • 発表場所: 東京工業大学大岡山キャンパス（東京都目黒区）
  • 年月日: 2016-08-25 – 2016-08-25
• [学会発表] GI complication of H. pylori infection (2016)
  • 著者名/発表者名: Yoshio Yamaoka
  • 学会等名: 33rd World Congress of Internal Medicine
  • 発表場所: バリ島（インドネシア）
  • 年月日: 2016-08-22 – 2016-08-23
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Helicobacter pylori virulence and gastric cancer pathogenesis (2016)
  • 著者名/発表者名: Yoshio Yamaoka
  • 学会等名: Singapore Gastric Cancer Consortium; 9th Annual Scientific Program
  • 発表場所: シンガポール（シンガポール）
  • 年月日: 2016-07-20 – 2016-07-22
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] A novel East Asian-type CagA ELISA can evaluate the activity of chronic gastric inflammation in East Asian country (2016)
  • 著者名/発表者名: Matsuo Y, Kido Y, Binh TT, Akada J, Yamaoka Y
  • 学会等名: 13th Korea-Japan Joint Symposium on Helicobacter infection
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-06-25 – 2016-06-25
  • 国際学会
• [学会発表] 現地に出かけてこその疫学研究 (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 学会等名: 第22回日本ヘリコバクター学会
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-06-24 – 2016-06-26
  • 招待講演
• [学会発表] Virulence factors and highly increasing antibiotics resistance of Helicobacter pylori in Vietnam (2016)
  • 著者名/発表者名: Dung HD, Binh TT, Tri TD, Tung NL, Long T, Phuong TNN, Murakami K, Fujioka T, Moriyama M, Uchida T, Yamaoka Y
  • 学会等名: 22nd annual meeting of the Japanese society for Helicobacter Research
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-06-24 – 2016-06-26
  • 国際学会
• [学会発表] Prevalence of Helicobacter pylori infection and gastroduodenal diseases in minor ethnic groups in Vietnam (2016)
  • 著者名/発表者名: Khien VV, Trang HT, Binh TT, Dung HDQ, Nam BC, Tung PH, Tri TD, Thuan NPM, Hoan PQ, Yamaoka Y
  • 学会等名: 22nd annual meeting of the Japanese society for Helicobacter Research
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-06-24 – 2016-06-26
  • 国際学会
• [学会発表] Human migration patterns in Asia revealed by H. pylori (2016)
  • 著者名/発表者名: Suzuki R, Matsumoto T, Akada J, Matsunari O, Shiota S, Binh TT, Trang HT, Miftahussurur M, Subsomwong P, Yamaoka Y
  • 学会等名: 22nd annual meeting of the Japanese society for Helicobacter Research
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-06-24 – 2016-06-26
  • 国際学会
• [学会発表] Helicobacter pylori感染による胃粘膜でのIL-17Cの発現について (2016)
  • 著者名/発表者名: 田中信吾、永島裕之、魚谷貴洋、Graham DY, 山岡吉生
  • 学会等名: 第22回日本ヘリコバクター学会
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-06-24 – 2016-06-26
• [学会発表] Helicobacter pylori感染症におけるToll-like receptor 10 polymorphimが与える感染率、組織的所見の影響 (2016)
  • 著者名/発表者名: 永島裕之、鈴木留美子、山岡吉生
  • 学会等名: 第22回日本ヘリコバクター学会
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-06-24 – 2016-06-26
• [学会発表] H. pylori virulence genes of Minor ethnic groups in North Thailand (2016)
  • 著者名/発表者名: Subsomwong P., Miftahussurur M., Vilaichone RK., Ratanachu-ek T., Suzuki R., Uchida T., Mahachai V., Yamaoka Y
  • 学会等名: Digestive Disease Week (DDW) 2016
  • 発表場所: サンディエゴ（アメリカ合衆国）
  • 年月日: 2016-05-21 – 2016-05-24
  • 国際学会
• [学会発表] The trends of primary antibiotic resistance of Helicobacter pylori in Asia: A systemic review (2016)
  • 著者名/発表者名: Liou JY, Kuo YK, Wu JY, Yamaoka Y. Wu MS.
  • 学会等名: Digestive Disease Week (DDW) 2016
  • 発表場所: サンディエゴ（アメリカ合衆国）
  • 年月日: 2016-05-21 – 2016-05-24
  • 国際学会
• [学会発表] Helicobacter pylori Virulence and Gastric Cancer Pathogenesis: Population-based strategies for H. pylori-associated disease management: a Japanese perspective (2016)
  • 著者名/発表者名: Yoshio Yamaoka
  • 学会等名: National H. pylori Conference and Northeast Digestive Diseases Forum
  • 発表場所: 長春（中国）
  • 年月日: 2016-05-13 – 2016-05-15
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] ヘリコバクター・ピロリの分子疫学的検討 (2016)
  • 著者名/発表者名: 山岡吉生
  • 学会等名: 第53回日本臨床分子医学会
  • 発表場所: 東京国際フォーラム（東京都千代田区）
  • 年月日: 2016-04-15 – 2016-04-15
  • 招待講演
• [図書] Helicobacter pylori (2016)
  • 著者名/発表者名: Miftahussurur M, Yamaoka Y
  • 総ページ数: 267(19-32)
  • 出版者: Springer Japan
• [図書] Helicobacter pylori Research: from Bench to Bedside (2016)
  • 著者名/発表者名: Miftahussurur M, Yamaoka
  • 総ページ数: 613(519-542)
  • 出版者: Springer Japan
• [備考] http://www.med.oita-u.ac.jp/phealth2/index.html
• [学会・シンポジウム開催] 13th Korea-Japan Joint Symposium on Helicobacter infection (2016)
  • 発表場所: 別府ビーコンプラザ（大分県別府市）
  • 年月日: 2016-06-25 – 2016-06-25