研究課題
本年度では,動的スパースモデリングの理論を確立し,その応用を広い分野で展開するための研究を行った.特に分散制御系(マルチエージェントシステム)におけるスパース最適制御の設計理論に取り組み,IEEE Transactions on Control of Network SystemsやIEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciencesなどで成果を発表した.また,最適制御におけるスパース性と最短時間性のトレードオフに関する論文をAutomaticaにて発表した.さらに,スパース最適制御のロバスト性に関する考察を行い,国際ワークショップ IFAC Workshop on Distributed Estimation and Control in Networked Systems (NecSys2018) にて発表した.また本年度は,国際共同研究加速基金の研究課題と連動して,インド工科大学ボンベイ校のDebasish Chatterjee准教授およびSrinakt Sukumar准教授,インド工科大学ハイデラバード校のMathukumalli Vidyasagar教授,パダボーン大学(ドイツ)のDaniel Quevedo教授らと海外研究機関と共同研究を行った.
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2019 2018 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 7件) 備考 (1件)
IEEE Transactions on Control of Network Systems
巻: 印刷中 ページ: 印刷中
10.1109/TCNS.2018.2880296
Automatica
巻: 99 ページ: 54~58
10.1016/j.automatica.2018.10.004
IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences
巻: E102.A ページ: 351~358
10.1587/transfun.E102.A.351
SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration
https://nagahara-masaaki.github.io/