研究課題
基盤研究(B)
電源・情報インフラが存在しない森林環境に最適化した統合型の空間情報センシング機構の実現を目的とする。従来の電源・情報インフラの存在しない森林環境の空間情報センシングでは、固定型センサ設置のために、国立公園の所有者や行政等ステークホルダーとの調整に多大な労力が必要である。また屋外設置のセンサであるため、設置・運用コストも莫大になる。そこで本研究では、A)実際の森林環境で長期・自律運用可能な必要最小限の固定型マイクセンサ機構、B)野生動物装着マイクセンサによる参加者センシング機構、C)固定型センサでの計測結果を元に、参加型センシングだけで空間情報センシングを行う校正処理手法を明らかにする。
情報通信工学