研究課題
基盤研究(B)
開始時点において不十分であった離床中の褥瘡予防ケアに対し、圧力布センサを用いた体圧計測ウェアを開発し、体圧ライフログの取得とその活用から研究した。体圧計測ウェアは、構成の進化、圧力布センサの性能向上などの成果が得られた。旧来のシーツ型センサを比較して、体圧分散器具が利用されても体表に加わる圧力を高精度で検出できる。一方で、体圧計測ウェアを用いた実介護現場における長期継続データ収集とそれを基とした分析は、被験者らへの影響も鑑みて中止とし、体圧計測ウェアの褥瘡予防ケア習得への応用手法の検討へ転進した。本検討では、圧力布センサおよび体圧計測ウェアを用いた褥瘡看護ケアに対する新たな貢献がなされた。
ウェアラブルコンピューティング