研究課題
基盤研究(B)
本研究では,快適で気が付きやすい音のデザインを実現するために,(1)等しい音圧レベル・ラウドネスにおける好ましく,目立つ鳥・虫の鳴き声の探索,(2)騒音下で目立つ鳥・虫の鳴き声の探索,(3)複数音源存在下で目立つ音の探索,を行った.①,②に関しては心理反応,③に関しては,生理反応より求めた.ピッチの明瞭な鳥・虫の鳴き声が好ましく,親密度の高い鳥・虫の鳴き声が目立つことを明らかにした.複数音源存在下で目立つ鳥・虫の鳴き声に関しては,明瞭な結果は得られなかった.
環境心理生理学