研究課題
基盤研究(B)
大気エアロゾルの気候への影響評価の高度化を目指し、米NASA主導の2波長偏光ミー散乱ライダーCALIOPと分光放射計MODISの衛星観測データを用いてエアロゾル種毎(大気汚染粒子、海塩粒子、黄砂、ブラックカーボン)の濃度と粒径を推定する複合解析手法の開発を行い、世界初となるエアロゾル種毎の全球3次元分布構造を明らかにした。更に10年以上の長期全球エアロゾルデータセットの構築を果たすと共に、衛星・地上観測データとの光学的厚さや空間分布の比較を行い、アルゴリズムと共にエアロゾルプロダクトの妥当性を示した。
地球物理学