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2017 年度 研究成果報告書

クラスターDNA損傷に対する細胞内修復動態と損傷の局在化メカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 15H02823
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 (2016-2017)
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 (2015)

研究代表者

横谷 明徳  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所 東海量子ビーム応用研究センター, 上席研究員(定常) (10354987)

研究分担者 渡辺 立子  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所 東海量子ビーム応用研究センター, 主幹研究員(定常) (10360439)
秋光 信佳  東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (40294962)
岡 壽崇  東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 助教 (70339745)
鵜飼 正敏  東京農工大学, その他の研究科, 助教授 (80192508)
福永 久典  東北大学, 大学病院, 医員(研修医) (50781267)
連携研究者 藤井 健太郎  量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所・東海量子ビーム応用研究センター, 上席研究員 (00360404)
服部 佑哉  東京工業大学, 工学院・システム制御系, 助教 (30709803)
野口 実穂  量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所・東海量子ビーム応用研究センター, 主幹研究員 (40455283)
泉 雄大  広島大学, 放射光科学研究センター, 助教 (20595772)
研究協力者 Hervé du Penhoat Marie-Anne  Sorbonne Universite's - UPMC Univ Paris 06, IMPMC
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードクラスターDNA損傷 / EGFP / ライブセルイメージング / 修復速度 / 放射線トラックエンド / 低エネルギー二次電子 / 水和前電子 / 塩基損傷
研究成果の概要

X線照射したEGFPプラスミドを“非照射”の細胞導入し、ライブセル観察によりEGFP蛍光の発現速度の低下から難修復性のクラスターDNA損傷が生じていることを示した。また軟X線を照射しながら水和デオキシリボース(dR)からの脱離イオンを測定し、水分子が分子の激しい分解を抑制すること、またその理由がdRから配位水への高速のプロトン移動によることを分子動力学計算により示した。さらに放射線トラックエンドで生じる多数の低速2次電子は、発生位置から数nm以上離れたところに塩基損傷を誘発し、修復過程を経てDNAの2本鎖切断に変換され得るクラスター損傷を生成することを示した。

自由記述の分野

放射線生物物理学

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公開日: 2019-03-29  

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