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2018 年度 研究成果報告書

環境化学物質曝露レベルに着目したエピゲノム刻印探索のためのMSD-AFLP法応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15H02830
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境影響評価
研究機関東京大学

研究代表者

大迫 誠一郎  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00274837)

研究分担者 齋藤 俊行  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, その他部局等, 研究員 (90205667)
研究協力者 相場 俊樹  
林 昭子  
佐藤 伸司  
湯野川 春信  
深見 真紀  
水野 健太郎  
林 祐太郎  
小島 祥敬  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードDNAメチル化 / 尿道下裂 / 環境汚染物質 / MSD-AFLP / 血液
研究成果の概要

内分泌かく乱物質化学物質など環境因子に胎児期新生児期に曝露されると、DNAメチル化等のエピゲノムに変化が生じ、成熟も残るとされる。前世紀後半から先進国で増加傾向にあるとされる尿道下裂も環境因子の影響が示唆されているが結論が着いていない。本研究では、ゲノムワイドDNAメチル化プロファイル解析法であるMSD-AFLPを応用し、尿道下裂および包茎患者の臨床サンプルを解析した。その結果、尿道下裂患者と包茎患者の間でメチル化レベルの異なる変化が検出された。またその頻度は血液DNAの方が包皮サンプルより顕著であった。MSD-AFLP法は疾患特異的メチル化CpG探索に有用なツールとなると考えられた。

自由記述の分野

環境毒性学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、胎児期の化学物質曝露により発症が増加することが指摘されている尿道下裂の臨床サンプルを用いて、血液サンプルから病態に特異的なDNAメチル化と思われる変化を検出した。化学物質の曝露が如何にヒトの病態に影響を与えるかを調査する際、従来法では解らなかった曝露の痕跡を見いだせる可能性がある。

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公開日: 2020-03-30  

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