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2018 年度 研究成果報告書

シアノバクテリアの細胞内電子供給系路の解明と新規芳香族化合物分解株の創成

研究課題

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研究課題/領域番号 15H02836
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境技術・環境負荷低減
研究機関茨城大学

研究代表者

木村 成伸  茨城大学, 理工学研究科(工学野), 教授 (90291608)

研究協力者 五十嵐 淑郎  
小野 高明  
生城 真一  
千田 俊哉  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードシアノバクテリア / 電子伝達 / 光合成 / フラビン酵素 / フェレドキシン / 発現制御 / バイオレメディエーション
研究成果の概要

シアノバクテリアは光エネルギーを利用した物質生産や変換に有用な光合成微生物である。本研究では,異種微生物由来のビフェニル分解系電子伝達系タンパク質であるBphA4に電子を供給できるシアノバクテリアSynechosystis PCC6803株細胞内タンパク質として,光合成系のフェレドキシン還元酵素およびslr0600遺伝子産物を同定した。また,シアノバクテリアに薬物代謝酵素遺伝子を光依存的に発現させることにより貧栄養環境下でダイオキシン類を水酸化できるシアノバクテリア株を作製した。

自由記述の分野

生化学,タンパク質工学,微生物工学,代謝工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年,シアノバクテリアは太陽光エネルギーを利用した持続可能なエネルギー生産や物質変換を担う生物資源として注目され,バイオ燃料(水素,エタノール,ディーゼル燃料など)生産を目的とした代謝工学的研究が進められている。このような研究では,シアノバクテリアの光合成(光化学)系からの電子をいかに効率的に利用できるかがキーポイントである。本研究の成果は,シアノバクテリアを用いたエネルギー生産や物質変換に必要な電子供給経路の確保などの点から意義深い。

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公開日: 2020-03-30  

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