研究課題
基盤研究(B)
コワーキングスペースで、人流センサー、環境センサーを設置して実験を行ったが、データを見える化してもその活用が進まず、見える化(データの可視化)に止めず、分かる化(データの解釈を示す)が重要であることが分かった。具体的には、人のいる状況を撮影し、その画像をモニターに映すと同時に、表情を解釈して、心理的状況や年齢を推測する仕組みを構築した。また、温湿度情報を「肌情報(肌への影響度)」として平面図に示した。このようなデータの「わかる化」が、センシングデータと活動との相互作用を活性化することを確認した。センシング情報の有効利用によりオフィス環境の知的創造活動を活性化する知見を種々得ることができた。
複合領域