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2019 年度 研究成果報告書

妊娠期からの子育て補償因子介入プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15H02884
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 家政・生活学一般
研究機関三重県立看護大学

研究代表者

宮崎 つた子  三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (30314115)

研究分担者 本田 育美  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30273204)
井倉 一政  三重県立看護大学, 看護学部, 助教 (60733011)
大平 肇子  三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (20259386)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード虐待防止 / 子育て支援 / 妊娠期 / リスク因子 / 補償因子
研究成果の概要

本研究の目的は,妊娠期からの子ども虐待危険因子と補償因子を明らかにすることである.妊娠期に我々が実施した調査の対象だった母親2662名に対し調査票記入を依頼し、育児ストレスの縦断的調査を実施した.育児ストレスの調査は子どもの3~4ヶ月,10ヶ月,18ヶ月の時期に行い、1487名から回答が得られ,母親や子どもの属性で育児ストレスの内容に違いがあった.調査の結果、母親のストレス対処特性は,子どもの発達時期で変化することが明らかになり,妊娠期からの子どもの虐待防止支援プログラムの開発に示唆を得た.

自由記述の分野

小児看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果として示した、子ども虐待のリスク因子だけにとらわれない妊娠期からの補償因子に着目した育児ストレスとストレスコーピング特性の具体的な関連結果は、独自性があり学術的に意義があると考える。
また、研究結果から、従来、普遍的とされていたコーピング特性が、妊娠・出産・子育て期のライフイベントで一部変化することに着目した、妊娠期からの切れ目のない子育て支援介入アプローチは、子ども虐待防止につながるポピュレーションアプローチとして期待できるという点で社会的意義があると思われる。

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公開日: 2021-02-19  

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