研究課題
2019年度は次の3つの課題を解決することを目的として研究を実施した。課題1:就学前算数教育プログラムの提案を行う。課題2:就学前教育機関の教員等及び保護者向けの算数教育研修プログラムの提案を行う。課題3:これまでの研究成果を発表する。以下がその結果の概要である。①実施された就学前算数教育プログラムの効果検証を行い,そのプログラムを提案した。2018年度に熊本県内の幼稚園において実施されたプログラム及びその前後で実施された調査の結果を分析し,プログラムの効果検証を行った。また,その結果を考察し,修正を加え,改善し,就学前算数教育プログラムを提案した。②就学前算数教育プログラムの提案に関わる論文を,国際ジャーナルに発表する準備を行った。③就学前教育機関の保育者向けの教育研修プログラムを提案した。2017年度の成果として示されている就学前教育機関の保育者向けの教育研修プログラムの枠組み及び2018年度に明らかになった教師の職能成長に関わる調査研究の結果を基に,就学前教育機関の保育者向けの教育研修プログラムを構築した。④保護者向けの教育研修プログラムの枠組みに基づき,我が国の実態を考慮した保護者のための教育研修プログラムを構築した。⑤就学前教育機関の保育者向けの教育研修プログラムに関連して、日本数学教育学会春期研究大会, 全国数学教育学会で発表した。また、国際数学教育心理学会(PME44)、国際数学教育会議(ICME14)に論文を投稿中である。さらに,研究の成果をまとめ,書籍を刊行する準備を行っている。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Zambia Journal of Teacher Professional Growth (ZJTPG)
巻: 5(2) ページ: 72-92
Proceedings ofthe 43rd Conference of the International Group for the Psychology of Mathematics Education. Pretoria, South Africa: PME.
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日本数学教育学会第7回春期研究大会論文集
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https://www.nagisanakawa.com/