研究課題
健常者での歩行運動の制御や調整が、頭皮上からの直流電流刺激によって可能かどうかを確認するための実験を遂行し、現在論文としてまとめつつある。また、よりモバイルな研究を行うために、スタースティムシステムを導入して検証実験を行いつつある。下肢の皮質内抑制を検討するシステムとしてマグスティムのペア刺激システムによる評価を安定して行う基盤を構築した。原著論文を発表するとともに、査読付きの英語雑誌に、本研究成果を含めた総説論文とケースレポートを発表している。
2: おおむね順調に進展している
研究代表者の年度内異動のため、研究遂行に遅れが生じ、本年度への調整が必要となった。しかし、遅れは6ヶ月以内のものであり、本年度以降の研究を迅速に行うことによって挽回は十分に可能である。
本務校にての研究推進を行うと同時に、臨床研究であるという性質を考え、分担研究者と密接に協力して、名古屋市立病院での研究遂行に向けて準備を整えつつある。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件)
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