研究課題
基盤研究(B)
運動機能に制限を持つ障害者にとって活動量を維持して肥満を予防することは容易でない。本研究ではこうした四肢の活動性低下と全身の代謝障害との関連を炎症反応に着目して解析を行った。マウスを用いた検討では脊髄損傷によって糖代謝異常が生じることが示されるとともに、不動化された下肢筋肉内ではマクロファージによる炎症反応が生じることが明らかとなった。臨床例においても麻痺筋を動かす工夫をして体調管理を実施することが実用的である。
リハビリテーション医学