研究課題
基盤研究(B)
学生相談室利用者(S群)と非利用者(H群)を比較した。S群は交感神経活動が高く、副交感神経活動が低かった。睡眠解析ではS群では寝返り回数が多く、覚醒時間が長かった。活動量解析ではS群で歩数合計、生活活動エクササイズ合計が少なかった。SF-12はS群は身体機能、社会生活機能、日常役割機能、心の健康において点数が低かった。STAIはS群で不安が高かった。レジリエンス尺度はS群で低かった。AQはS群が高得点であった。WAISはIQに差はなかったが、言語理解がS群で高く作動記憶はH群で高かった。GAD65抗体はH群、S群ともに陰性であった。「香り」は、S群の特性をH群に近づけることがわかった。
神経科学