ケジカルゲノミクスの手法でオートファジー制御活性を定量的に測定した.その結果を階層的クラスタリングによって解析することで,がんと神経細胞におけるオートファジーの制御機構の違いを明らかにした.オートファジーを促進することで,たんぱく質凝集を阻害するSO286はSOBP1と結合し,SOBPをノックダウンすることでSO286の作用が阻害された.このことから,SOBP1がSO286の作用に関与していることが示唆された.オートファジー細胞死誘導物質の探索をおこなった結果,放線菌2142A-36株を大量培養し,単離精製,構造解析した結果, Cholest-5-ene-3b,7a-diolを取得した.
|