研究課題
研究最終年度である平成30年度は、これまでに蓄積された研究を総括し、最終的な成果のとりまとめと公表を行った。上半期においては、各班の研究成果を総合して、最終的な成果報告に向けた検討課題を洗い出し、その結果をふまえて研究の微調整を行った。これを受けて、皮影戯・相声については、台北および高雄において周辺資料や台本資料・影絵人形などの収集を行うとともに、6月7日に台湾で開催された国際シンポジウム「偶戯無國界」において研究成果を報告した。また8月5日に台湾から皮影戯研究の専門家である石光生氏・邱一峰氏をを招待して慶應義塾日吉キャンパスにおいて国際講演会を開催し、研究成果の公表およびレビューを行った。さらに長野県飯田市で8月に開催されたいいだ人形劇フェスティバルにおける高雄皮影劇団の来日公演の同行調査を実施し、台湾伝統文化の情報発信のあり方について、昨年度の復興閣皮影劇団の事例との比較検討を行った。また史学班については、8月に蘇州において宣巻についての補完的な現地調査、北京・大連において所蔵文献資料調査を実施した。下半期においては、全ての研究成果の最終的なとりまとめを行った。まず、9月に台湾から中国語で論文集『地方戯曲与皮影戯』を刊行し、中華圏への情報発信を行った。また12月に慶應義塾大学日吉キャンパスで公開講演会「台湾ローカル文化と中華文化」を開催し、さらに2月には研究成果論文集『中華圏の伝統芸能と地域社会』を刊行した。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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中国都市芸能研究
巻: 第17輯 ページ: 38-58
巻: 第17輯 ページ: 59-73
巻: 第17輯 ページ: 74-90
巻: 第17輯 ページ: 91-151
巻: 第17輯 ページ: 163-168
巻: 第17輯 ページ: 一-七
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