研究課題
基盤研究(B)
本研究は京都大学人文科学研究所における平均して月2回の共同研究をベースとし、1大戦後の一世紀に及ぶ世界の変貌を見据え、大戦勃発百年を経た2014年の世界史状況を踏まえながら、2第一次大戦の何が現代史の基本的な枠組みを形成し、そして今日まで世界を規定し続けているのかを把握し、3そこからいかなる新しい道を見出すべきかを探ることを、課題として研究を行ってきた。代表者山室信一が平成19年より班長をつとめてきた京都大学人文科学研究所における共同研究班「第一次世界大戦の総合的研究」を基に、異なる地域/時代を専門とする研究分担者ならびに研究者コミュニティー間の知識の共有と認識の深化および人的交流を重視した。
政治学