研究課題/領域番号 |
15H03266
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
宮本 一夫 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (60174207)
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研究分担者 |
宇田津 徹朗 宮崎大学, 農学部, 教授 (00253807)
田中 克典 弘前大学, 農学生命科学部, 助教 (00450213)
三阪 一徳 九州大学, 人文科学研究院, 助教 (00714841)
小畑 弘己 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 教授 (80274679)
上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (90534040)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 東北アジア / 初期農耕 / 伝播 / 弥生開始期 / 実年代 / 炭化米 / ジャポニカ |
研究実績の概要 |
2018年5月27 日に明治大学で行われた日本考古学協会第84回でセッション6「弥生時代早期を再論する」を開催し、これまでの研究成果の一部を公開した。その発表内容は以下の通りである。宮本一夫「趣旨説明」、三阪一徳「土器製作技術から見た縄文から弥生へ」、小畑弘己「土器圧痕分析からみた弥生時代開始期の大陸系穀物、上條信彦「弥生時代開始期の炭化米の粒度分析」、森 貴教「磨製石器からみた弥生のはじまり磨製石器からみた弥生のはじまり」、宮本一夫「弥生時代開始期の実年代再論。 2018年5月に『考古学雑誌』第100巻第2号で「弥生時代開始期の実年代再論」を発表し、2003年以来行われてきた実年代論争の終止符を打つ決定的な弥生開始期の実年代を発表した。 2018年6月10日に中国南京大学で開催された東アジア考古学会(Society of East Asian Archaeology)で山東大学と共同でセッション“New approach on the spread of Prehistoric agriculture in North-East Asian”を開催し、本研究課題の成果を研究分担者全員がそれぞれの研究テーマで発表した。 2018年12月22・23日に九州大学にて国際研究集会「東北アジア農耕伝播過程の植物考古学分析による実証的研究」を開催した。共同研究者である山東大学4名の研究者(欒豊実、王強、王芬、王富強)とともに研究分担者全員が参加して、調査成果の検討をおこなうとともに、研究成果を公開した。 年度末には、本研究の総合的な研究成果のまとめとして成果報告書である『東北アジア農耕伝播過程の植物考古学分析による実証的研究』を出版した。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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