研究課題/領域番号 |
15H03269
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 北陸学院大学 |
研究代表者 |
小林 正史 北陸学院大学, 人間総合学部(社会学科), 教授(移行) (50225538)
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研究分担者 |
鐘ヶ江 賢二 鹿児島国際大学, 公私立大学の部局等, 書記 (00389595)
北野 博司 東北芸術工科大学, 芸術学部, 教授 (20326755)
木立 雅朗 立命館大学, 文学部, 教授 (40278487)
長友 朋子 (中村朋子) 立命館大学, 文学部, 教授 (50399127)
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研究協力者 |
外山 政子
久保田 慎二 金沢大学, 国際資源学研究センター, 助教
妹尾 裕介 琵琶湖博物館
濵野 浩美 米子市教育委員会
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 炊飯方法 / 米蒸し / 湯取り法 / 土器使用痕 / 調理実験 / 民族考古学 / ススコゲ / 竈 |
研究成果の概要 |
復元深鍋のススコゲ分析、炊飯民族誌の比較分析、調理実験の3者を組合せることにより、日本と韓半島の米調理方法の変遷を検討した。その結果、「東南アジア民族誌と同様に、粘り気の弱い米品種を「側面加熱蒸らしを伴う湯取り法」で炊いていた弥生・古墳時代(韓半島では青銅器~原三国時代)」から、「蒸したウルチ米が主食となる古代」をへて、「現代と同様の粘り気の強い品種を炊干し法で炊くようになる中世」という変化が明らかとなった。 湯取り法炊飯と米蒸し調理期では、おのおの米調理時間の短縮化が連続的にみられることから、東南アジア的な粘り気の弱い米品種から、現代の粘り気の強い品種へと粘り気度が増加したことが示された。
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自由記述の分野 |
考古学
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