研究課題/領域番号 |
15H03363
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
McKenzie Colin 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (10220980)
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研究分担者 |
暮石 渉 国立社会保障・人口問題研究所, 社会保障応用分析研究部, 第3室長 (00509341)
若林 緑 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (60364022)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 労働経済学 / 出産 / 介護 / 育児 / 女性の就業 |
研究実績の概要 |
保育所の利用が女性就労に短期的・長期的にどのような影響を与えるかの分析に関連して、特に21世紀出生児縦断調査を用い、子どもが1歳の時に保育所を利用したかどうかが父親の家事や育児への参加にどのような影響を与えるかを分析した。ここで、保育所の利用を説明するために、県別の保育所供給データを利用した。この結果は、「保育所利用が父親の家事・育児参加に与える影響」として、若林氏が2020年1月23日に小樽商科大学商学部土曜研究会と東北大学現代経済学研究会において報告を行った。また、暮石氏が2020年3月4日に第14回「実証的なモラル・サイエンス」研究集会にて報告する予定であったが、コロナウィルスの影響により中止となった。 介護負担が世帯の資産形成にどのような影響を与えるかを確認するために、マッケンジーが研究協力者である坂田博士と、オーストラリアのHILDAデータを用いて計量分析を行った。暫定結果として、資産層によって効果がことなることが分かった。マッケンジーが3月27日に開催したテレビワークショップで研究報告を行った。 マッケンジーが研究協力者であるLeurcharusmee准教授と執筆したThe Impact of the Gender of Young Children on the Labour Market Outcomes of Their Mothersという論文について審査員のコメント・批判に基づき修正を行った。 将来の親介護が現在の出産行動にどのような影響を与えるかを分析した論文(Does the Expectation of Having to Look after Parents in the Future Affect Current Fertility?)についてマッケンジーと坂田博士が抜本的に見直して投稿した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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