研究課題
基盤研究(B)
本研究は、企業会計の契約支援機能における会計の質(Accounting Quality)について、理論(分析的研究)と実験とを融合したアプローチにより検討することを目的とするものであった。具体的には、契約支援機能における保守主義や利益の質、ないし、コーポレート・ガバナンスといった諸論点を取り扱った。既存研究は、主に証券市場を前提としたアーカイバル分析が多いが、本研究は、数々の強みを持つ分析的研究と実験研究とを融合させ、既存研究にはない会計の質の新しい捉え方を提供することで、この領域の研究や実務に対して重要な貢献をなすに至った。
財務会計