研究課題
基盤研究(B)
岩手県内全公立小中学校に対する2016年度の2回目のアンケート調査と、2013年度の1回目の調査結果との異同を分析し、この3年間の変化を明らかにした。岩手の復興教育は定着の時期に入っており、現在でも取り組みが続けられ、学校教育のあり方を問い直すものとなっていた。福島、宮城、岩手の訪問調査を通じて、物理的な面での復興が遅れる中、震災の影響はいまだに残っており、教育関係者の地道な取り組みが続けられていることを明らかにした。教職大学院学生が被災地で調査、学習し、被災地外でも防災教育、安全教育の進展に活かす取り組みを行い、高い教育効果があることを検証した。
教育学