青少年期から成人期への移行についての追跡的研究（第５次）―就学前環境と養育行動

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15H03484
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 教育社会学
• 研究機関: お茶の水女子大学
• 研究代表者: 耳塚 寛明 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (40143333)
• 研究分担者: 浜野 隆 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (00262288) ; 冨士原 紀絵 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 准教授 (10323130) ; 中西 啓喜 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教 (10743734) ; 寺崎 里水 法政大学, キャリアデザイン学部, 准教授 (70432028) ; 中島 ゆり 長崎大学, 大学教育イノベーションセンター, 准教授 (70581776) ; 蟹江 教子 宇都宮共和大学, 子ども生活学部, 教授 (50620522) ; 大多和 直樹 帝京大学, 文学部, 准教授 (60302600) ; 垂見 裕子 武蔵大学, 社会学部, 教授 (10530769) ; 王 杰 (王傑) お茶の水女子大学, 人間発達教育研究センター, 研究協力員 (80432037) ; 岩崎 香織 國學院大學栃木短期大学, その他部局等, 准教授 (00641458)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 学力格差 / 就学前環境 / ペアレンティング

研究成果の概要

本研究では、子どもの就学前環境に注目した学力格差の形成メカニズムの解明を目指した調査を行った。調査は2016年から2017年にかけ、私たちが行った過去の学力調査を受けた児童生徒の保護者に対して実施した。調査票の配布数は、3388票で、回収数は1681票であった。回収率は約49.6%であり、過去の調査対象者の約半数からの調査協力が得られた。分析の結果、4歳以降の就学前教育施設の利用は、小学6年次の学力へポジティブな影響を与えることが示唆された。

自由記述の分野

教育社会学