研究課題
基盤研究(B)
本研究は、記憶の相克がアジア・太平洋地域における知的共同体の形成をどれだけ制約し、かつ影響を与えてきたかを、比較歴史教育学の視点から解明することを目的としている。具体的には、国際関係に影響を与え続けている歴史問題、とくに戦争史教育をめぐる問題についての構造的な分析を行い、その解決に建設的な提言を行なうとともに、歴史の和解を実現できる新たな方策を模索する。
国際関係史