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2018 年度 実績報告書

国際連携研究を土台とした生活者育成をめざすレッスン・スタディのモデル構築

研究課題

研究課題/領域番号 15H03505
研究機関福岡教育大学

研究代表者

貴志 倫子  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (60346468)

研究分担者 荒井 紀子  大阪体育大学, 教育学部, 特任教授 (90212597)
井元 りえ  女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (30412612)
亀井 佑子  愛国学園短期大学, その他部局等, 教授 (90557331)
鈴木 真由子  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (60241197)
羽根 裕子  名古屋文化短期大学, 専攻科, 教授 (00748098)
一色 玲子  島根大学, 教育学部, 客員研究員 (30582241)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード生活者育成 / レッスン・スタディ / 国際連携 / 責任ある暮らし / 家庭科 / 授業改善
研究実績の概要

平成29年度までの研究成果を発表し,論文化をはかるとともに,国際会議の成果を中心にWEBによる情報発信を行った。具体的には次のとおりである。
1.レッスン・スタディのモデルに基づく授業研究の分析:前年度までの家庭科授業研究に関する事例研究と国際会議,および研究協力者(神澤志乃教諭)の勤務校での平成28~29年度の継続的授業研究をもとに,生活者育成の具体的かつ効果的な授業構成や方法論を精査し,レッスン・スタディの成果として発表した。
2.レッスン・スタディのモデルの国際的検討:平成29年度実施の国際会議の成果と課題を報告書として平成30年3月にまとめ,会議に招聘したアイルランド,スウェーデン,シンガポールなどの研究者・実践者と共有し,レッスン・スタディのモデルの汎用性について国際的な検討を加えた。9月にアイルランドの海外連携研究者Dr.キャサリン・マクスウィニ他、セントアンジェラス大学教育学部スタッフとの情報交換とレッスン・スタディの状況のヒアリング、授業視察、同じく9月中国浙江省の大成小学校での授業視察、授業協議会を行い,各国での生活者育成のためのレッスン・スタディの進展を追跡した。アイルランド、中国ともに生活者育成に関する授業でもレッスン・スタディの有効性が研究者、実践者間で共有された。
3.生活者育成のためのレッスン・スタディモデルの構築と研究成果の国内外への発信:日本と各国とのレッスン・スタディをとおした交流をもとに,国際的に共有可能な,生活者育成の具体的かつ効果的な授業構成や方法論を検討し、研究成果を論文にまとめるとともに,webサイト作成によって国内外への情報発信を行い生活者育成の教育における授業研究のプラットフォームづくりをすすめた。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

備考

WebのURLは,2020年11月以降、サーバー移行のため変更予定

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2019 2018 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 高等学校家庭科で育てたい資質・能力と探究的な学びのデザイン2018

    • 著者名/発表者名
      荒井紀子
    • 雑誌名

      中等教育資料

      巻: No.989 ページ: 46-49

  • [学会発表] The role of advisers in home economics lesson studies: A case study of group training in an education center2019

    • 著者名/発表者名
      KISHI Noriko
    • 学会等名
      Asian Regional Association of Home Economics
    • 国際学会
  • [学会発表] 家庭科レッスン・スタディをテーマとした国際会議の成果と課題―協議と共有による国際交流の可能性を視点として―2018

    • 著者名/発表者名
      羽根裕子,荒井紀子,貴志倫子, 一色玲子,井元りえ, 亀井 佑子, 鈴木真由子, 神澤志乃
    • 学会等名
      日本家庭科教育学会
  • [学会発表] 家庭科における授業協議会の過程分析:教育センターにおけるグループ研修型の授業研究を事例に2018

    • 著者名/発表者名
      貴志倫子
    • 学会等名
      日本家庭科教育学会九州地区会
  • [学会発表] レッスン・スタディによる生活者育成のための探求型授業の開発-消費生活に視点をあてて2018

    • 著者名/発表者名
      神澤志乃,荒井紀子,貴志倫子, 鈴木真由子,井元りえ,一色玲子, 亀井 佑子, 羽根裕子
    • 学会等名
      日本家庭科教育学会
  • [備考] 日本と世界をつなぐ家庭科のレッスン・スタディ~環境や未来に責任をもつ生活者の育成をめざして

    • URL

      http://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~kaseika/kishin/kaken_index.html

URL: 

公開日: 2019-12-27  

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