高繰り返しナノ秒レーザーを光源として,高速度カメラを検出器として用い,照明光パターンの位相を変調させるためにポッケルスセルを導入することにより,電気的に照明光パターンの位相を変調させながら,それぞれの位相での蛍光画像を高速に連続して取得可能な構造化照明顕微鏡を構築した。これによって,縦横それぞれ位相を変化させながら5枚の画像を連続して取得することによって,合計5 ミリ秒に1枚の超解像画像を得ることができる。また,構造化照明光によって得られた3枚の蛍光画像から深さ方向の分解能が高いオプティカルセクショニング画像を3ミリ秒ごとに取得することに成功した。
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