研究成果の概要 |
光渦パラメトリックレーザーにおけるシグナル光とアイドラ―光の感じるパラメトリック利得を積極的に非対称にすることで、シグナル光のトポロジカルチャージを多値(励起光のトポロジカルチャージが1に対して、0, 1, 2の3値)に変調できることを発見した。また、1オクターブを超える波長可変幅(0.67um - 2.57 um)を持つ光渦の発生を実証した。さらに、シグナル光とアイドラ―光の差周波光をZnGeP2結晶もしくはAgGaSe2結晶を用いて発生させることで、6-18umの中赤外域全域で波長可変ができる中赤外光渦レーザーを実現した。パルスエネルギーは0.1-0.4 mJに達した。
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