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2017 年度 研究成果報告書

超シャロウバンド物質における新奇電子状態と量子凝縮相

研究課題

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研究課題/領域番号 15H03688
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅱ
研究機関京都大学

研究代表者

笠原 成  京都大学, 理学研究科, 助教 (10425556)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード非従来型超伝導 / ネマティック相 / 超シャロウバンド / BCS-BECクロスオーバー / 前駆電子対 / 超伝導揺らぎ / 超伝導ギャップ構造 / 軌道自由度
研究成果の概要

本研究では、超シャロウバンド物質である鉄系超伝導体FeSeに焦点をあて、その新奇な電子状態とBCS-BECクロスオーバー領域にある特異な量子凝縮相の解明を行うことを目的とした。その等原子価置換系であるFeSe1-xSxの純良単結晶の作製に成功し、これを基盤とした様々な精密測定を行うことで、BCS-BECクロスオーバー領域における前駆電子対の描像、磁場中ゼーマン分裂がもたらすスピン偏極状態と新奇超伝導状態、軌道自由度に伴う新しい量子臨界現象、など数多くの重要な発見をすることに成功を収めた。一連の研究成果は、非従来型超伝導体の物理に重要な知見をもたらすものと考える。

自由記述の分野

固体電子物性

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公開日: 2019-03-29  

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