• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

有機分子による磁気格子設計と新しい量子現象

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15H03695
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅱ
研究機関大阪府立大学

研究代表者

細越 裕子  大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50290903)

連携研究者 小野 俊雄  大阪府立大学, 理学系研究科, 准教授 (40332639)
山口 博則  大阪府立大学, 理学系研究科, 准教授 (70581023)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード量子スピン系 / 有機ラジカル / 高次元磁性体 / スピン液体 / BEC / 磁化測定 / 比熱測定 / 結晶構造
研究成果の概要

本研究は、有機磁性体が理想的な量子スピン系を形成することに着目し、様々なスピン空間構造を持つ量子磁性体を合成し、低温物性測定を行う事で量子磁気特性の実験的解明研究を行った。スピン空間構造を制御する分子設計として、スピン密度が分布するπ共役系の制御を行った。複数のラジカルスピン源の配置やπ共役平面のねじれ角の制御を利用した高次元磁気格子の合成を行った。磁気相互作用の符号と大きさを制御しながら一連の磁気格子を合成し、低温磁場中物性測定を行った。スピン液体状態に関する新しい知見を得ることに成功し、また、三次元磁気秩序における量子効果の観測に成功した。

自由記述の分野

分子磁性

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi