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2017 年度 研究成果報告書

粘土鉱物の脱水反応によるプレート境界断層浅部での大規模滑りの可能性

研究課題

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研究課題/領域番号 15H03737
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地質学
研究機関大阪大学

研究代表者

廣野 哲朗  大阪大学, 理学研究科, 准教授 (70371713)

連携研究者 芝崎 文一郎  独立行政法人建築研究所, 国際地震工学センター, 上席研究員 (20344012)
津田 健一  清水建設株式会社, 技術研究所・原子力技術センター, 研究員 (60470324)
谷川 亘  独立行政法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 研究員 (70435840)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード南海地震
研究成果の概要

統合国際深海掘削計画における地球深部探査船「ちきゅう」の研究航海で得られた断層掘削試料を用いて、断層の鉱物組成と各種物理特性(摩擦係数、透水率、熱重量変化など)を分析し、海溝付近の断層のすべり量を解析した。まず東日本大震災を引き起こした日本海溝のプレート境界断層の試料を分析・解析した結果、同震災で観測されたすべり量とほぼ同じ、約80 mの巨大すべりが再現され、本解析手法の有効性を確認した。その解析方法で南海トラフの断層試料を解析した結果、海溝付近のすべり量は約30-50 m程度になる可能性が明らかになった。

自由記述の分野

地震断層学

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公開日: 2019-03-29  

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