| 研究課題/領域番号 |
15H03759
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
プラズマ科学
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| 研究機関 | 核融合科学研究所 |
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研究代表者 |
鈴木 千尋 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (30321615)
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| 研究分担者 |
村上 泉 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 教授 (30290919)
坂上 裕之 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (40250112)
東口 武史 宇都宮大学, 工学部, 教授 (80336289)
田村 直樹 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (80390631)
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| 研究協力者 |
小池 文博
オサリバン ジェラルド
ラルチェンコ ユーリ
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| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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| キーワード | 多価イオン / 極端紫外スペクトル / プラズマ・核融合 / 原子・分子物理 / 光源技術 / UTA |
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| 研究成果の概要 |
いまだ未解明の部分が多い、プラズマ中の重元素多価イオンから放射される極端紫外スペクトルについて、物理的特性が大きく異なる、磁場閉じ込めトーラスプラズマ、レーザー生成プラズマ、電子ビームイオントラップの3種類の光源を用いて、応用上重要なものを含む多くの元素について観測を行った。その結果、スペクトルの原子番号依存性、電子温度依存性、電子密度（光学的厚さ）依存性についての系統的な整理・解析が進んだ。原子構造計算との比較、新たなスペクトル線の同定、衝突・輻射モデルとの比較・検討も進展し、広範囲の原子番号と電子温度を網羅する、極端紫外スペクトルに関する実験・理論のデータベースが構築された。
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| 自由記述の分野 |
プラズマ理工学
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で蓄積された分光データは、多電子相関などの原子物理学的に興味深い現象に関連するだけでなく、短波長光源への産業応用や核融合プラズマ研究に関連する元素も含み、これらの分野でも有用なデータベースである。また、本研究の過程で、一部のランタノイド系元素について、過去に実験的に観測されたことのない新たなスペクトル線が同定されたことは、基礎物理学的に有意義な成果として特筆すべきものであり、この成果に関連した報道発表も行った。さらに、タングステンおよびレニウムの電気八重極子遷移の発光線を世界で初めて観測し、理論的に予測される強い原子番号依存性を確認したことも、学術的意義は大きい。
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