研究課題/領域番号 |
15H03777
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 名古屋市立大学 (2016-2017) 京都大学 (2015) |
研究代表者 |
笹森 貴裕 名古屋市立大学, 大学院システム自然科学研究科, 教授 (70362390)
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連携研究者 |
時任 宣博 京都大学, 化学研究所, 教授 (90197864)
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研究協力者 |
永瀬 茂
郭 晶東
菅原 知紘
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 典型元素 / 小分子活性化 / ゲルマニウム / ジゲルミン / エチレン / アセチレン / ジゲルミン |
研究成果の概要 |
エチレンやアセチレンなどの小さな有機分子から機能性ある有機分子を作り上げる有機反応は重要である。これまでは、稀少で毒性ある遷移金属元素の触媒を活用することで有用な小分子変換反応が開拓されてきた。本研究課題では、豊富な典型元素を活用し、小分子変換反応を達成することを目標として研究を行った。その結果、遷移金属を使わず、典型元素のゲルマニウムの三重結合化合物を使うことで、エチレンやアセチレンを活性化できることを見出し、最終的には、これまで遷移金属元素触媒でしか成し得なかった、アセチレンからベンゼン化合物を創る反応を、遷移金属フリーで進行させるゲルマニウム触媒の開発に成功した。
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自由記述の分野 |
有機元素化学、有機金属化学
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