研究成果の概要 |
本研究は、MXeneと総称される層状化合物を、酸化還元を示すレドックスキャパシタ電極として応用する研究開発である。様々な電解液と組み合わせたキャパシタの性能評価を主眼に据えた研究計画であり、平成27年度から29年度において、Ti2CTx(Txは末端基:-F, -Cl, -OH, -O)の組成を持つMXeneをLi+キャパシタ、Na+キャパシタに応用した。その結果、200 mAh/g程度の充放電容量を示すこと、作成したキャパシタが高出力・高エネルギー密度を両立することを確認し、当初の目的をほぼ達成した。
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