研究課題
基盤研究(B)
本研究により、0212結晶は、合成直後にはオーバードープ状態であること、大気圧中熱処理で酸素量を調整することにより、Tcを大きく変えずにHirr特性を変化させ、これまで固有ジョセフソン素子が作製できているBi-2212より温度依存性の傾きを大きく出来ることが判明した。また、0223の結晶成長可能な条件を見いだした。これらにより、02(n-1)n結晶を用いた固有ジョセフソン接合の素子作製が可能であることを示唆した。
材料科学