研究成果の概要 |
強磁場中でのコロイドプロセスによるセラミック配向体作製法およびSPSによる共晶組織の複相化手法をホウ化物系超高温セラミックスに適用し、高性能化を図った。Si3N4系の強度と靱性の向上手法を参考に、Zr(Hf))B2系配向体について、優れた特性を得る為の添加元素、界面および微構造の要件を検討した。また、遷移金属ホウ化物(MeB2:Me=Ti, Zr, Ta, Nb, V)とB4Cの混合粉末をSPSにより液相生成温度前後で加熱することで、遷移金属ホウ化物―B4C系の共晶複層組織の高次構造体の作製に成功した。この共晶複相組織構造体は、高強度・高靱性を示し、微構造と強度の関係を体系的に検討した。
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