研究課題
基盤研究(B)
本研究は製品の設計、生産、稼動時の安全性評価、補修からなるライフサイクル全体を視野に収めた戦略的『四次元可視化』CAE システムの構築を目的に、破壊力学、溶接力学、実験計測分野の研究者が密に連携して実施したものである。研究成果として(1)実構造物に発生する溶接残留応力および変形の予測が可能な高速熱弾塑性シミュレーションコードの開発(2)残留応力や変形の低減を目的とした溶接シミュレーションコードの高度化(3) 溶接残留応力を有する実構造物を対象とした高速高精度き裂進展解析コードの開発 (4) 上記コードが連携したCAEシステムの構築および(5) 疲労き裂進展実験による開発システムの検証を行った。
非線形計算力学、数値溶接力学